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「今度ちょいと帰るんだけど会えるかな?」 東京に行った友達からメールが来た。 最後に彼と会ったのは1年くらい前になる。 それから大した連絡を取り合うわけでもなく一年が過ぎた。 この一年間。長いような短いような。 彼はどのような一年を過ごしたか分からないけれども、俺はかなり充実した一年を過ごした。 毎日毎日追われるようにバイオリンを弾いていた。 髪も伸ばした。 再会を約束した17日。 彼は髭を伸ばしていた。 俺は髪を伸ばして彼は髭を伸ばした。 俺は髪を伸ばして彼は髭を・・・・、まあいいや。 彼は故郷の自然を楽しんでいたようだ。 俺は毎日見ているからあまり気付かなかったけど、そんな彼を見ていて「今いる空間っていいなあ」って再認識した。 久しぶりに会ったからと言ってガンガン話をしたわけでもない。 高校の時みたいに「また明日も会えるから」というような雰囲気で過ごした。 凄く安心できる時間だった。 そこには会話とか行動とか必要なかった。 同じところにいて、同じものを見て、同じように動く。 それだけで良かった。 もしかしたら彼はもっと何かをしたかったのかもしれない。 でも俺はサプライズとかプレゼンテーションとか下手だから何もできなかった。 軽く近況報告をした後ダラダラと過ごした。 そして 「じゃあまた。元気でね。」 軽いリズムで別れた。 惜しい気持ちはあったけれど「俺たちは大丈夫だ」という確信があった。 お互い信頼している。 もしかするとこのブログを見ているかな? 俺が大切な親友を挙げるとき、君は5本指に必ず入る。 だからと言って俺を君の5本指に入れてくれとは言わない。 時々で良いから思いだしてくれたら嬉しい。 今度会うときも多分いつもの顔で、いかにも昨日も会ったような顔で、ブランクを感じさせない態度で会うと思う。 それくらい君は俺の大切な友人なのだよ。 楽しい時間だった。 優しくなれた時間だった。 ありがとう。 ドリンクバーご馳走様でした。
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