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環境省の新・生物多様性国家戦略の一環として「モニタリングサイト1000」というものがあります。
http://www.biodic.go.jp/moni1000.html
日本国内に1000箇所の調査地点を設定し、様々な自然環境の調査を100年間にわたり、継続的に行うのだそうな。
まだ本格軌道に乗っている訳ではなく、一部の調査地点で調査が始まっている状態です。
大分県でも今年度より、竹田市で調査が始まります。
で、誰が調査するのか・・・そりゃ地域のボランティアですよ。
無茶というか、無謀というか。
私も哺乳類の自動撮影、両棲類(アカガエル)の産卵状況の調査を担当することになり、早速、4月1日に第一回目の調査を行いました。
100年間なんで、途中で誰かに交代することになるのでしょう。
で、最近つくづく思うのですが・・・(以下グチ)
行政の環境分野に関してボランティアをあてにしすぎではないですか?
もちろん一般の市民が環境のために様々な活動に参加するのは大変良いことだと思います。
でもねー、でもねー、
例えば、○○保全計画に参加したボランティアが100人として、○○環境計画に参加したボランティアが100人としても、そのうちのほとんどは同一人物なんだよね。
つまり、環境のためのボランティアを募集すれば、そりゃー、それなりに人数はそろうんだけど、実はどの企画もほとんど同じメンバーなのだ。のべ人数はけっこうな数になるけど、実態は一握りの人があたふたこなしているだけ。好き者の内輪でまわってるのか?もはや一般市民か?
その上、環境行政は、はなからボランティアを当てにして計画を立てきたりするので・・・・
うう、ちくちょー。
さらに、モニタリングサイト1000などのような調査物のボランティアは確実にメンバーが限られる。そもそも、誰でもできるわけではないし。それを、毎月毎月100年間やりなさいと、
「お前ら〜、大変なんぞ?自分でやってみろよ!」
こういうのって本当にボランティアでやっていくべきものなん?
頼まれたら、断らんけどさー
国土交通省の行ってる河川水辺の国勢調査の資料は大変参考になる。なぜなら、ボランティアがやっているわけではないからだ。ちゃんとしたプロが、仕事として、お金をもらって調査を行っているからだ。
それに比べて、環境省の行っている緑の国勢調査はひどいもんだ。聞くところによると猟友会等からの聞き取りによる調査をまとめたもので現地調査をしていない。動物の分布図など、私が見ても嘘八百だとわかる。なんせ、別府やら佐賀関やらにニホンカモシカがいることになってますから。(私が見たのは大分県版だけだけど)
土木事業などの際にも、そういった適当に作られた資料を根拠に「貴重な自然は無い」とか言ってくるので「こんな資料無ければいいのに・・」と常々思う。
せめて調査物の、案件はちゃんとお金をかけて、行うべきだと僕は思う。
「モニタリングサイト1000」
長期的に環境を見つめる調査は必要だと思う。
でも、1000箇所の調査地点で、いろんな問題もおこるだろうし、精度もいろいろだろう。
ちゃんと有効な資料になればいいんだけど・・・
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はじめまして。 こんな(思いつきの)計画、初めて知りました。それにしても100年間とは…。100年の間にアカガエルが絶滅してしまいそうで怖いですね。それ以上に、こんな大事な調査をボランティア任せにして平気な役人の方が怖いですけど。
2007/4/2(月) 午後 10:36 [ ちしろ ]
ぜひとも100年頑張って欲しい!(笑)ふざけたお話はこれくらいにして、真面目な話。『ボランティアをあてにしすぎ』これには素人である自分も同意です。庁から省に変わったのに、いつも後手後手で金かけず。これは政治家にも大きな責任がある。だって、素人の僕より環境について知らない人を大臣に任命する国だもの!結局この国はいつまでたっても土建王国。しかも、ただ作りゃいいと思っているだけの無能人ばかり!
2007/4/3(火) 午前 1:02
ちしろ様>はじめまして。アカガエル類の動向は気になるところです。百年後はきっと、水田環境も様変わりするでしょうから・・・
2007/4/4(水) 午前 6:26
コマ様>ホント、ホント。環境、環境いうわりには本気で環境のこと考えてる人なんて一握りですもんね。政治家は上っ面ばっかりじゃ
2007/4/4(水) 午前 6:31