|
神さまがお許し下さる月
あのひとを愛してもよいと
青空の瞳やさしく
私をみつめなさる月
ババロアが揺れている月
花の木の下に座って
心臓のアレグロに耳をすまし
私が新しい私と待ちあわせする月
家々に森があり
森に海があり
海に砂漠があり
すべての歴史が重なりあう月
かもしれぬ月
ほんとうにあのひとを
愛してしまうかもしれぬ月
永遠のMAY
谷川俊太郎詩集「魂のいちばんおいしいところ」より |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用



