土曜の夜はフィーバーだ!

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詩集から

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BONJOUR

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まどをあけると
夏がパラシュウトのようにひらいた
明るい弧をえがいた
灌木の茂みの上に
夏が来た 一枚のカアボン紙のように光りながら
僕は水いろのランプシェエドを買った
そして今日も新しい洗濯剤のようにいい天気です
おお 大麦といっしょに
僕の不眠症も刈取られる
 
木下夕爾詩集「田舎の食卓」より

少年

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毒蛇の舌のように柔かい
雨が南の方からきて僕を濡らした
僕はいつも美しい装幀の本を持って歩いた
自分の秘密のように
誰もいないところでそれをひらいてみるのだった
五月の叢に臥ころぶと
いきなり大きい腕が僕に目隠しするのだった…
 
木下夕爾詩集「田舎の食卓」より

朝のリレー

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眠れない(というか眠らない)僕の朝が明けようとしている。そうだったのか僕は交替で地球を守っていたのか。そうしてもうじきどこかの誰かが僕が送った朝を受けとめてくれたのを確認して今日も布団にもぐり込むのだ。



カムチヤツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている

ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
 
谷川俊太郎詩集より

旅上

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ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背広を着て
きままなる旅にいでてみん。
汽車が山道をゆくとき
みづいろの窓によりかかりて
われひとりうれしきことをおもはむ
五月の朝のしののめ
うら若草のもえいづる心まかせに。
 
萩原朔太郎詩集「愛隣詩編」より

ボール

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ボールをなげた。
ボールが、
つばめになって、
まっすぐ、
空をとんだ。
 
ボールが落ちた。
地面に落ちた。
こんどは、
バッタになって、
地面をはねた。
 
ボールが止まった。
コロンところがって
牛ガエルの冬みんになった。
ぼくは、
牛ガエルをおこさないように、
そぉーっとだきあげた。
 
詩集「あなたにあいたくて生まれてきた詩」より
蛭田浩生(小学三年)

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