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八月の金と緑の微風の中で
眼に沁みる爽やかな麦藁帽子は
黄いろな 淡い 花々のようだ
甘いにおいと光に満ちて
それらの花が 咲きそろうとき
蝶よりも 小鳥らよりも
もっと優しい愛の心が挨拶する
立原道造詩集「拾遺詩篇」より |

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八月の金と緑の微風の中で
眼に沁みる爽やかな麦藁帽子は
黄いろな 淡い 花々のようだ
甘いにおいと光に満ちて
それらの花が 咲きそろうとき
蝶よりも 小鳥らよりも
もっと優しい愛の心が挨拶する
立原道造詩集「拾遺詩篇」より |
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天使達が
僕の朝飯のために
自轉車で運んで來る
パンとスウプと
花を
すると僕は
その花を毟って
スウプにふりかけ
パンに付け
そうしてささやかな食事をする
軽井沢にて 堀辰雄詩集より |
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郵便局で 日が暮れる
果物屋の店で 灯がともる
風が時間を知らせて歩く 方々に
立原道造詩集「日曜日」より |
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おだやかに
谷川俊太郎詩集「すこやかに おだやかに しなやかに」('06)より |
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わたしがすこし冷えているのは
糠雨(ぬかあめ)のなかにたったひとりで
歩きまわっていたせいだ
わたしの掌は 額は 湿ったまま
いつかしらわたしは暗くなり
ここにこうして凭(もた)れていると
あかりのつくのが待たれます
そとはまだ音もないかすかな雨が
人のない川の上に 屋根に
人の傘の上に 降りつづけ
あれはいつまでもさまよいつづけ
やがてけぶる霧にかわります……
知らなかったし望みもしなかった
一日のことをわたしに教えながら
静かさのことを 熱い昼間のことを
雨のかすかなつぶやきは こうして
不意にいろいろとかわります
わたしはそれを聞きながら
いつかいつものように眠ります
立原道造「拾遺詩篇」より |
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