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郷土料理--080106
080106家乡风味
去年の暮れにこの欄で、「農山漁村の郷土料理百選」について書いた。うち三つをあげて「どんな料理か見当もつかない」と首をかしげたら、「教えましょう」と便りをいただいた。
去年年底时我在此栏目中提到了“农山渔村的乡土料理百选”,并对其中的三样表示“摸不着头脑”,于是,便有读者来信说“让俺来教你吧”。
熊本育ちの二木貴美子さんは「いきなりだご」の作り方を伝授してくださった。「だご」とは団子。輪切りにしたサツマイモを、練った小麦粉で包んで蒸す。戦後の食糧難の時代に母親がよく作ってくれたと、思い出も一緒に、びっしりつづられていた。
在熊本长大的二木贵美子女士教给了我“现做现吃团团”的做法。“团团”其实就是团子。切成园片的番薯用揉好的面裹上,一蒸就得。说是在战后粮食紧张时期母亲常做给她吃的。点心的加工指导再加上对往事的回忆,信写得密密麻麻的。
群馬の持田祥子さんからは「おっきりこみ」の実物をいただいた。練って伸ばした小麦粉を幅2センチほどに切ってある。野菜たっぷりに煮込み、ふうふう吹いて食べるそうだ。消化が良いので、冬の夜食にも最適という。なるほど体の芯まで温まる心地がする。
从群马县的持田祥子先生处,我得到了“菜煮宽面”的实物。据说那得将揉足撑开的面条,切成2公分来宽,多加蔬菜一块儿煮,吃起来是边吹边边嘬。这玩意儿易消化,做冬天里的夜宵最合适。敢情,准保是又暖乎又舒坦。
栃木の「しもつかれ」の由来を本にまとめたのは、東京の松本忠久さん。大根とニンジンを大量におろし、炒(い)った大豆やサケの頭などを入れて蒸し煮にする。鍋にいっぱい作って、丼で食べるのが正しい食べ方なのだという。
东京的松本忠久先生将栃木县的“萝卜砂鱼头”之由来写进了书里。多多地将白萝卜、红萝卜搓成砂(注:比泥粗),然后和炒得的黄豆和大马哈鱼头一块儿焖。据说,焖上满满一锅,用大海碗盛来吃才过瘾。
素朴ながらふるさとの味は、みんなで卓を囲む楽しさとともにあるようだ。故郷からのUターンもきょうが区切り。温かい思い出を胸に“日常”へ帰る子もいることだろう。
朴素的家乡风味,似乎与是举家围坐的天伦之乐相得益彰的。从家乡返城的高峰今天也将接近尾声。孩子们也将怀着美好的记忆而回到日常生活了吧。
現代っ子の食生活を「ニワトリ症候群」と呼ぶそうだ。独りで食べる「孤食」、朝食を抜く「欠食」、家族がばらばらなものを食べる「個食」、好きなものばかり食べる「固食」。頭を取ればコケッココとなるからだ。新しい年、鶏の鳴かない日が一日でも多くなればいいと願う。
据说当代孩子的饮食习惯可称之为“鸡叫综合症”。一个人吃饭——“孤食”;不吃早饭——“该(注:欠之意)食”;一家人不一块儿吃——“个食”;光拣喜欢的吃——“固(注:顽固之意)食”。各取其第一个字,连起来就成了“孤、该、个、固”的鸡叫声了。希望在新的一年里,这样的鸡叫声越来越少。
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