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黄山

黄 山
  黄山は安徽省の南に位置し、天都、蓮花と光明頂など三つの主峰がある。風景の優れたこの雄壮な山は変幻きわまりなく、泰山の雄大さ、華山の険しさ、峨眉山の美しさ、衡山の雲、廬山の滝、雁蕩山のきれいな石など、中国多くの名山の景観が集まっている。山峰は刀で切り取られたような形をしており、色は白い玉のように見える。山の中は、一年じゅう雲が立ち込め、奇異、雄大、幻想、険しさという感じを人々に与える。黄山の奇異な松、奇岩怪石、雲海と温泉は昔から「天下の四大奇観」と呼ばれている。黄山はまた「天下第一の奇山」「魔の山」「この世の仙人の世界」など最も美しい言葉でたたえられている。美しい自然風景に恵まれるだけでなく、奥深い中国文化もそなえている。山中に点在する古い街や古い橋、古い牌楼、古い村など多くの建築物群はそのユニークな風格と味わいによってながい歴史をもつ魅力的な黄山の文化を提示している。岩や絶壁に刻まれた200カ所余りの石刻は黄山の美しい自然の風景にさらに文化的趣きを添えるものである。黄山はまた宗教、特に道教と密接な関係をもっている。軒轅峰、容成峰などの山峰は道教の仙人の物語にちなんで名付けられたものだ。仏教も黄山に伝えられ、最も盛んな時は寺と尼寺が百もあった。世界文化遺産プロジェクトの実地調査を担当したサンサイル博士は、「黄山の美しい風景と自然に形成された文化は世界中で稀に見るものである」と評価した。1990年に黄山は『世界文化・自然の二重の遺産』として登録された。

武当山の道教寺院

武当山の道教寺院
  湖北省の武当山は著名な観光地であるだけでなく、道教の名山としても知られている。ここは山が高く、うっそうたる森に覆われ、風景が非常に美しい。72の山峰が主峰の天柱峰を取り囲み、洞窟、泉、岩と谷が山々の中に点在し、雲が険しい山峰と深い谷の上を浮遊し、まるで仙人の世界のようだ。伝説によると、武当の道教を信仰する真武大帝はこの山に生まれ育ち、ここで修業して得道して昇天したという。そのため、「仙人の故郷」であるこの山は昔から道を学ぼうとする人たちを引きつけている。武当の道教は武当派武術と深いつながりがある。道教の僧侶は得道するために修業すると同時に武術を学ばなければならなかった。武当派武術は身を守ったり健康を保ったりすることを目的とし、柔よく剛を制し、後から打ってでて相手を制する、というものである。「内家拳派」という独自の流派を形成し、北方の少林武術と共に有名である。武当山にはまた中国で規模最大の道教寺院の建築群もある。その建築は真武帝が山をつくり上げたという神話にもとづいて配置されたもので、権力と神権を結びつけようとする意図を示し、おごそかな雰囲気にみちている。道教は自然を崇拝しているので、その建築物も雄大な山や険しい崖、奥まった洞窟を利用し最もふさわしい場所を選んで合理的に配置し、周りの森、岩と谷川と融合させ、まるで自然にでき上がった景観のように見える。山の麓から天柱峰の頂上にある金殿に通じる道に黒石が敷き詰められ、長さ70キロもあり、「神道」と呼ばれている。両側には瓦礫と化した宮殿や寺も少なくないが、現存している建築物は雄大かつ精緻に築造されているので、称賛すべき所がたくさんある。1994年に国連のユネスコによって『世界の文化遺産』として登録された。

「三江並流」(三本の川が平行して流れる)
  世界自然遺産選抜基準Vに基づいて、三本の川が平行して流れる地域の景観は2003年7月から『世界遺産リスト』に組み入れられている。
 この景観は中国の雲南省にあり、同省の麗江市、デチン・チベット族自治州、ヌー江リースー族自治州の9カ所の自然保護区と10カ所の風景名勝区にまたがっており、総面積は3500平方キロ余りである。景観はヌー江、ランツァン(瀾滄)江、金沙江という3本の川とその流域の山脈からなり、11万3300ヘクタール以上の範囲をカバーしている。主に三本の川が平行して流れる景観、高い山・雪に覆われた山峰、峡谷・険しい早瀬、果てしなく広がる森林と大雪原、氷に浸食されてきた湖沼などがある。雲南省で面積が最大で、景観が最も多様かつ壮観で、民族の風俗が最も多彩であるが、基本的には未開発の景観区である。同時に、それはまた東アジア、南アジア、青海・チベット高原という三大地理区域の接点にあり、世界でまれに見る高山地形とそれが発展・変化する代表的な地域であり、世界で生物の種が最も豊かな地域の一つでもある。
 この地域の主要な特色は金沙江、ランツァン江とヌー江という青海・チベット高原に源を発している3本の大河が北から南へと170キロ余り平行して流れ、ダンダムリカ山、ゴリゴン山、ヌー山と雲嶺を横断し、世界でもまれな「川の水が平行して流れているのに、合流することがない」ユニークな自然地理の景観を形成している。3本の川の中の金沙江は長江の上流であり、最終的には東中国海に流れ込んでいる。ランツァン江はメコン川の上流であり、最終的には南中国海に流れ込んでいる。ヌー江はサルウェン江の上流であり、最終的にはアンダマン海に流れ込んでいる。あとの2本の川は国際河川であり、特にランツァン江は6カ国(中国、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジアとベトナム)を流れているため、「東方のダニューブ川」といわれている。そのうち、ランツァン江と金沙江との最短直線距離は66キロで、ランツァン江とヌー江との最短直線距離は19キロ以下である。地質構造条件の制約を受けて、金沙江、ランツァン江とヌー江は北から南へと三本の川が平行して流れる地域を縦断し、60−100キロの狭い地帯にあることから、世界で唯一の「3本の川が平行して流れる」奇観を成すとともに、ヌー江大峡谷、ランツァン江メイリ雪山大峡谷と金沙江虎跳峡大峡谷を形作ることになった。この地域では、南北方向の大きな川と大きな山が隔て合うように並び、西から東への順にはゴリゴン山、ヌー江、ヌー山(ビロ雪山)、ランツァン江、雲嶺、金沙江、サロリ山となっている。空から見下ろすと、3本の川が北から南へと全域を縦断し、約170キロを平行して流れ、さらに「4つの山が並列するようになり、3本の川が平行して流れる」という世界でただひとつの地理的奇観を形成している。
 「3本の川が平行して流れる」奇観のほか、ここではまた雪に覆われた山の峡谷、高山の湖沼、氷河の草地、丹霞地形などの自然の景観が一体に集まった形になっている。この地域は世界で最も豊富な地質・地形博物館である。区内にある高い山の海抜の変化は垂直状を呈し、海抜760メートルのヌー江乾熱渓谷から海抜6740メートルのカワゲボ峰までの区間には高山峡谷、雪に覆われた山の氷河、高原の湿地、森林の草地、淡水湖沼などさまざまな種類の地形の景観が集まった形になっている。海抜5000メートリ以上の雪に覆われた山が118もあり、海抜6740メートルのメイリ雪山の主峰であるカワゲボ峰の頂上は万年の氷河に覆われ、山峰の頂上部から海抜2700メートルのミンユンツン森林地帯にまで伸びており、世界で最も壮観かつ希少な低緯度、低海抜のモンスーン海洋性近代氷河である。このほか、麗江の老君山地帯にはまた中国で面積が最も大きく、生育が最も完全な丹霞地形の景観が分布している。かなり著名な高山湖沼が数十カ所もあり、そのうち、ルシュ県のゴリゴン山の聴命湖、フゴン県のビロ雪山、チュシュ山の山峰の近くにあるガンデイビ湖、エンネイビ湖、ニャンボイビ湖、ゾンディエン県のビタ海、シュド湖などがある。また高山湖沼群も数カ所あり、例えば千湖山湖沼群、老君山湖沼群、紅山湖沼群、老窩山湖沼群などがそれである。調査によると、面積は50平方キロ以上であり、しかもそれぞれの特色を持つ景観区が100カ所近くもあり、さまざまな景勝地が数え切れないほどあり、北半球の砂漠、海洋景観以外のさまざまな自然の景観の縮図であると言ってもよい。
 この地域は「世界の生物因子バンク」と称えられている。この地域は第四紀氷河期の大陸氷河に覆われたことがなく、それに区域内の山脈が南北方向になっていることから、ユーラシア大陸の生物の種が南北へと拡散する通り道と避難所およびユーラシア大陸で生物群が最も集中している地域となっている。この地域では北半球の南亜熱帯、中亜熱帯、北亜熱帯、暖温帯、温帯、寒温帯と寒帯などさまざまなタイプの気候環境を目にすることができ、あわせて20種以上の生態系があり、北半球の生態系類型の80%を占め、ユーラシア大陸の生物・生態環境の縮図であり、世界じゅうで単位面積内の生態系類型が最も豊富な地域と、新生代以来の生物の種と生物の群落の分化が最も顕著な地域でもある。動植物の区域系の構成は複雑多様で、10種の動物分布型、21種の分布亜型、10種の植生型、23種の植生亜型、90の群系がある。これほど狭い範囲にこのように多くの動植物の分布類型と植生類型があるのは、世界でもただ一つである。高等植物が210科、1200属、6000種類以上あり、そのうち、44の中国特有の属、2700の中国特有の種があり、そのうちの600種類は三本の川が平行して流れる地域特有の種である。なお、国家クラスの絶滅の恐れのある貴重な保護植物が33種、省クラスの絶滅の恐れのある貴重な保護植物が37種あり、世界の最も著名な植物標本パターンの産地でもある。この地域は中国の国土面積の0.04%未満しか占めていないが、中国の20%以上の高等植物と25%以上の動物の種を擁している。この地域に生息している絶滅の恐れのある希少動物には、雲南キンシザル、カモシカ、雪豹、バングラデシュ・トラ、クロクビツルなどがあり、絶滅の恐れのある希少植物にはハゲ杉、桫楞(ヘゴ)、紅豆杉などがある。

峨眉山と楽山の大仏

峨眉山と楽山の大仏
  峨寺で修業していた唐代の名僧海通は唐の玄宗の開元元年(紀元713年)から大仏の建造をはじめ、90年をかけてこの世界最大の弥勒仏像を彫り上げた。大仏は山をひかえておごそかに鎮座し、高さ71メートル、頭の高さは14.7メートル、直径10メートル、一本の足だけで幅5.5メートル、長さ11メートルで、その上に百人ほどの人が座れる。峨眉山は成都平原の西南にそびえ立ち、遠くからは少女の細長い眉毛のように見えるので、峨眉山と名づけられた。最も高い万仏頂は標高3099メートルもある。峨眉山の前山は岩石や谷間が多く、草や木に覆われ、滝も泉もそれぞれ姿が異なる。後山は絶壁がそびえ立ち、雲が湧き立ち、人々に畏怖を感じさせるものがある。伝説によると、普賢菩薩がここで姿を現わして説法をしたことがあるという。それゆえに、峨眉山は中国4大仏教の名山の一つとなったのである。いまでも山の中の報国寺、万年寺、仙峰寺、洗象池、金頂などの古い寺が10カ所ほど保存されており、仏教徒たちがこれらの寺で修業している。山の中は動植物の資源が豊かで、景観区には5000種ほどの植物があり、2300種ほどの動物が生息している。峨眉山の10大名勝旧跡の第1位といわれるのは「金頂の禅光」で、「仏光」とも呼ばれている。雨や雪が止んだ後、夕日の光が金頂の周りの雲海を照らすと、姿の異なる五色の環が見えてくる。環には観光客の影も映し出され、しかも観光客が歩くにつれて動くのである。この奇妙な自然景観は仏の光だと神秘的に解釈されている。楽山の大仏は峨眉山の東にあり、岷江、大渡河と青衣江など3本の川の合流点に位置し、著名な観光地となっている。峨眉山・楽山大仏はユネスコによって『世界の文化と自然遺産』に登録された。

周口店

周 口 店
  北京市房山区の周口店の北西部に位置する竜骨山は中華民族の祖先である北京原人が生活していたところである。昔、人々はまんじゅうの形をしたこの小さな山で発見された古代の動物化石を漢方薬材として使っていた。動物の化石は漢方医学で「竜骨」と呼ばれているので、この山も「竜骨山」と呼ばれるようになった。1929年に学者の裴文中氏によって北京原人の完全な頭蓋骨が発見された。この発見は世界中にセンセ-ションを巻き起こし、人類の歴史をさらに50万年も遡らせることになった。その後、この一帯で出土した六つの頭骨、15の下顎骨、150の歯および大量の四肢の骨をもとにすすめられた研究や、地質層に対する科学的測定によって、北京原人は70〜23万年前にこの一帯で暮らしていたという結論が引き出された。周口店の北京原人遺跡は世界じゅう知られる文化の聖地となっている。1933年に、また竜骨山の頂上にある洞窟の中で1万8000年前の山頂洞人の化石が発見された。1973年に竜骨山の北東で発見された新洞人の歯の化石は10万年前に北京原人と山頂洞人の間ぐらいの頃にこの一帯に暮らしていた人類の化石である。竜骨山での発掘作業の中でまた大量の石器、骨器および火を使用した跡など、豊富な考古学的裏付けとなる実物も出土した。1987年に周口店古代人類文化遺跡は国連のユネスコによって『世界の文化遺産』に登録され、全人類共有の財産となった。

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