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やーっと観にいけました。
自分は旧作の世代でもなし、強い思い入れもないのでまぁ概ね新しい一つの映画として観た感じです。
一応旧作もある程度は観たんだけど、それももう10年以上前か。。。
記憶が曖昧なワケだ。
で、感想ですが、旧作への愛がなくても十分楽しめました!
いやー、とりあえずCGすげえ!
エモーションキャプチャーすげえ!
※役者の顔をカメラで撮影して、表情をCGのキャラクターに反映する技術をエモーションキャプチャーといいます。
この技術を用いて感情豊かなシーザーを完璧に演じきったのはアンディ・サーキス。
どっかで聞いたなーと思ったらロードオブザリングのゴラムやってる人でした。
あとは僕は見てないけどキングコングとか。
「感情があるけど人じゃないもの」を演じさせたらこの人!といった感じの人らしいですね。
もう一人、人間側の主役であるウィルを演じたジェームズ・フランコ。
部長はふがいないと言ってたけど僕はこの人結構好きなんです。
まぁ他の作品は『スパイダーマン』シリーズしか観てませんが、今回のウィルもハマり役だと思います。
なんかこう、頭は良いけど馬鹿というか、視野が狭いというか、そんでコンプレックスが強くて、イケメンなのに幸薄い、みたいな感じの役にはピッタリ。
そういえば今作でもスパイダーマンでもファザコンの役だ。
他にも恋愛モノとかコメディとか意外と引き出しの多い役者さんのようなので、いろいろ観てみたい。
とりあえずこの頬のラインがセクシーすぎる。
でもヒゲは無い方が好きだなぁ。
本編の内容について。
とりあえず医療人という立場からみての突っ込みどころは多かったんですが、あれこれ書くのも野暮なのでやめます。
細かいところに目を瞑っても十分に満足な映像、テンポの良い展開で楽しめる作品だと思います。
人間以上の知性とチンパンジーの凶暴性を兼ね備えたシーザーの葛藤を見事に表現できているかと。
これがチンパンじゃなくてボノボだったらこうはならないでしょうねぇ。
個人的に一つだけ気になったのは、旧作ファンにとっては絶対に欠かせないであろうゴリラとオランウータン(薬の影響を受ける前から頭良すぎ!)。
『猿の惑星』という偉大な元ネタがあるのでしかたないとは思いますが、新しい一つの映画として観た場合はチンパンジーだけにしておいた方が整合性が付いて説得力が増すんじゃないかというのが、旧作世代ではない僕の意見。
チンパンとオランウータンとの関係は、チンパンと人間の関係よりも遠いはず。
あぁ、また野暮なことを書いてしまった。。。
あと補足が必要じゃないかと思った部分ですが、最初は「アルツハイマーの薬」としか言ってなかったのにいつの間にか「ウイルス」に変わってたの、当たり前のように話が進んでましたが分からなかった人もいるのでは?
『アイアムレジェンド』とか観てれば結構分かりやすく解説してくれてた気がしますが、いわゆる遺伝子治療を行うためには遺伝子の運び屋が必要になってくるわけです。
この候補はいくつかあるんですが、その一つがある種のウイルスなんですね。
ウイルスってのはもともと自分の遺伝子を宿主の細胞に組み込んで、自分の体のパーツを作らせ、やがて外に出て行くっていう感じの生き物(?)なわけですから、こいつを無毒化して、さらに遺伝子を組み替えてやると遺伝子治療の薬として使える可能性が出てくると。
今回の場合ですと、アルツハイマー病によって神経が壊れていった脳を復活させるために、神経が再生するために必要な遺伝子をウイルスに組み込んで脳の中に導入させる、という話です。
興味のある方は『ウイルスベクター』とかでぐぐると実際の例がいろいろ出てきますよ。
大学時代、かなりロマンを感じた分野でした。
字幕はかの有名な戸田奈津子先生ですが、最後に字幕監修として先日の霊長類研究所の松沢所長の名が挙がってました。
松沢所長、霊長類という広い分野の中でも特に思考言語分野が専門ということで、松沢所長が考える『猿の惑星』論みたいなものもじっくり聞いてみたいものです。
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