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2年目の研修医が「バイト」に行ってた病院・・・以下は、聞いた話を元に書きます。
一見、洒落た外観。おちついたタイル張りで、駅前の喧騒から少しだけ離れています。
エントランスに花が生けられ、壁には絵やお知らせなどの掲示板。
職員紹介・・・多数の看護師、看護助手、栄養士、そして複数の医師の名前入りの写真が掲示され、オープンな雰囲気をかもし出しています。
しかし、その実態は・・・
収容所以外の何物でも無かったのです!!
エントランスから、図り知ることのできない、病棟には、おもに
進行性の難病の患者さん
関節リウマチなどの膠原病系の患者さん
お年寄り
精神障害を持つと思われ、やや肢体不自由な患者さん
その他が「収容」されています。
「家族に見捨てられた人の集まりなんだよ」
と彼はつぶやきました。
そして、自立度が低いとは言え、介助されれば、トイレにも行けるし、食事もできる。もちろん、自分の思いを語ることもできる患者さんたちを
ほとんど、有無を言わさず、人工呼吸器につないでしまう!!!
と言うのです。
そして、
胃ろう(皮膚と胃に穴を開けて、チューブを通す)が造設されます。
その後は、チューブから栄養が流し込まれ、自分で語ることもできず、もちろん動くこともできず、
生ける屍となってしまいます!!!
オムツを当てられ、動くこともできず、そうしているうちに
関節は固まって、動かなくなり、拘縮という状態になります
手足を縮めたような格好で、全く動けなくなることもあります
褥創ができるし、免疫力も低下し、肺炎にかかり、ひたすら衰弱し、希望も無く、意識も途絶え、死に至るのです。
暴れる患者さんがいると、セデーションをかけるんだ・・・
セデーションとか、「眠くしたりして落ち着かせる薬」を飲ませたり、注射したりすることです。
エントランスに麗々しく掲示されている「職員紹介」も、水増しに他なりません。これは、ありがちなことだそうですが・・・・(涙)
余りにも、病棟で実際に働く看護師さんの人数が少ないので、お腹に穴をあけて栄養を注入するのも、人員的にやっとだそうです。看護助手さんも足りないので、おむつの交換も少なく、病棟では異臭が漂ってます。
しかし、何よりも、この病院経営者にとって「重要」なのは
人工呼吸器をフル稼働させることで、ものすごい利益が出る
ことだそうです。
人工呼吸器は保険点数がものすごく高い
それで、すべての患者さんが、つながれてしまっている・・・・恐怖です。
すべての病棟の患者さんが、「クカー、クカー」「シュー、ポッ、シュー、ポッ」と音を発する機械につながれ、分速、秒速の単位で、病院に大金をもたらしている・・・
まるで、
映画「マトリックス」で、機械につながれた人間が、機械のためにエネルギーを生産し続けるような・・・
「そこは、荒涼たる地獄だよ・・・」と彼はつぶやきました。
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