☆医師のつぶやき☆

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やさしい検診用語

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「要精査」

要精査

これも、よく見られます。検診の報告用紙の最後の部分(右下など)に、書いてあります。

最近は、印刷で読みやすいですが、医師の字も汚い(ことが多い)ので、どっちもどっちですね。

実は

特に異常なし

以外は、『要精査』になってしまいます。でも、そんな all or nothing の判定を避ける為か、

異常ではあるが、特に精査を要さない

という、

玉虫色の判定

もあって、患者さんを、さらに不安に陥れそうです。

「異常があるのに、放っておいていいって、どういう事だあああ!!!???

って思うかも知れません。

「要精査」とは・・・ちょっと怪しい結果なので、念のために、もう少し調べてみましょう

というニュアンスです(私はそう思っています)。精査=精密検査です。

血液検査の結果、腹部エコー(超音波検査)をしたり、

胸部レントゲンで、何か正常では無い影が見えたら、胸部CTを取ったり、

心電図で異常があったら、心エコー(心臓のエコー)をとったりします。

バリウムを飲んで、怪しかったら、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)になります。

便潜血の検査で便に少量の血液が混じっていたら、「ポリープ」の可能性があるので、下部消化管内視鏡(大腸カメラ、大腸ファイバー)の検査をします。今、ここに挙げている検査の中で一番辛い検査ですね・・・。

実際に、精密検査で本当に悪いものが見つかるのは、ほんの少しなのですが、自分が受けるときには、やっぱり、厭なものですね。

2年位前に、余りにも上腹部が痛いので、胃カメラお願いしたことがありました。

胃がんだったら、どうしよう・・・!

とびくびくしました。結果は・・・バイオプシー(組織を少しだけ取って、顕微鏡で調べる)もして、

十二指腸潰瘍でした

やっぱり、あの腹痛、本当だったんだ・・・と思い、同時に「悪性で無くて良かった〜!」とほっとしました・・

「腎臓に、のう胞」

検診の中でも、少し踏み込んだ検査に、

エコー

があります。

超音波

ともいいます。カルテには、

US

と書いたりします。これは、単に ultra sonography(超音波検査)の頭文字です。

AUS

と書くと、abdominal ultra sonographyの頭文字です。
腹部の超音波検査の事です。

この超音波で、よく見つかるのは、

胆石、脂肪肝、腎のう胞

などです。

脂肪肝・・・肝臓に油が過度にたまった状態で、ちょっと太った人だとよく見られます。でも、

飢餓状態でも脂肪肝になります

人類の歴史(500万年くらい前に、霊長類とは別の道を歩き始めたという説がありますね)では、ほとんどが「飢餓状態」との戦いだったので、食物を取れない危険な状態になると、自然に肝臓に効率のよいエネルギー=脂肪を備蓄したのでしょう。

で、テーマは「腎のう胞」。これは、

腎臓に水の袋ができている状態

です。水っていうか、染み出した血漿成分などが、入っています。大きさは、数ミリ〜大きいものは直径十数センチにもなります。

ほとんどの場合、問題ありません。半分以上の人に見られ、何個もあることが多いです。


ただし、腎臓が「非常に多数の、『のう胞』で占められ、正常の腎臓組織がほとんどなくなってしまう」という状態だと、腎機能が低下して、大変な問題になります。ただし、この状態は、非常にまれで、しかもゆっくり進行します。急に「のう胞だらけになる」ことは通常ありえません。

「検診の結果、問題ありません。」

という表現には、いくつかのバージョンがあります。

n. p. → エヌ・ピー → No problem.

文字通り、問題なし、という意味です。

w. n. l. → within normal limits

'normal limits' = 正常範囲なので、「正常範囲です」という意味です。

No special findings.

というのもあって、findingsは「所見」(=医学的に問題あると思われる事)なので、やはり、

特に問題なし

という意味になります。

もっとたくさん、あると思いますが、実は当たり前になってしまい、思い浮かびません!思い出したら、また書きます。

それにしても、どうして、「異常なし」って書かないの?

って思うでしょうが、急いでカルテとか検診用紙に記入するときに、n.p. とか w. n. l. は簡単だからとも思いますが、単なる習慣かも知れません。

それにしても

ノープロブレム

口に出して言うと、ちょっと、お間抜けですね・・・英会話学校のCMみたいで・・・

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『所見なし』

検診。子供でも、大人でも、検診は年に一度とか、数年に一度巡ってきます。

まず、一番ありがちな・・・

所見なし


『所見』というのは、通常

異常所見

の事です。異常所見とは、レントゲンで見たら、

丸い影がある、骨折の治癒した跡がある、胸水がある・・・

などの「病気につながるような」状態、

心電図で言えば、

心筋梗塞のように思われる異常な波、心房の異常な収縮を思わせる異常な波

などの、やはり、病気につながる異常

などが『異常所見』にあたります。

つまり、『所見なし』とは

検査の結果を見た限りでは、異常はありませんよ

という意味になります。

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