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やさしい検診☆検査値

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γ-GTP  正常値 0〜80  アルコール性肝障害、胆道系疾患で上昇

γ-GTP( = γ-グルタミール・トランスペプチターゼ)は、アミノ酸を分解する酵素で、肝臓の解毒作用に関連しています。

アルコール性肝障害、胆道の病気で上昇します


ここで胆道の病気とは、

胆石・腫瘍性病変(胆管細胞癌など)

などのことです。稀ですが、先天性疾患(胆道閉鎖症、胆管拡張症、カロリー病など)でも、もちろん、胆道は傷害され、γ-GTPは上昇します。

ここで、お気づきのように、胆道は「胆汁」の通り道なので、胆道がつまったりすれば、

T.Bill(トータルビリルビン又は、総ビリルビン)

も上昇し、黄疸の状態になっていきます。

T.Billの正常値は・・・0.1〜1.2


目安として、γ-GTPが100を越えると、脂肪肝が進み、150や、200を越えるようになると、腹部エコー(超音波検査)や、腹部CTなどで、検査が必要となります。(胆道のどこかに、石がつまっているとか、腫瘍性病変で胆道が狭くなっている、寄生症で胆道が塞がっている・・・などの可能性が出てくるからです)

ちなみに、GOT,GPTでも書きましたが、γーGTPにしても、単独で病態を推測したりすることは無く、その他の症状を総合して、判断して行きます。

検査値☆GOT、GPT☆

ようやく、検査値でございます。医学ネタ〜〜

GOT(ASTとも言う)・・・正常値 10〜30 IU/l (肝臓、心臓)

GPT(ALTとも言う)・・・正常値 0〜35 IU/l  (肝臓、骨格筋)

GOTもGPTも、アミノ酸を作り出す酵素(=トランスアミナーゼ)です。

両方とも、肝臓に含まれています。

でも、肝臓だけじゃなくて、GOTは心臓にたくさんあるし、GPTは筋肉(骨格筋)にも含まれてます。

肝臓などの細胞が障害を受けると(肝炎、肝硬変、肝腫瘍など)、この酵素が血液中に流れ出し、濃度が高くなります。例えば

GOT、GPT両方とも、上昇すると・・・肝臓に何かが起こっている・・・

GOTだけが上昇・・・・心筋に問題が・・・(心筋梗塞など)・・・

という感じで、判断します。

でも、検査値だけで判断することは、ありえません。その他の所見も総合的に見て診断するのです。

ここで、正常値というのは、

統計的に健康的な人の血液で、95%がこの値を示している

という、「あくまでも基準値」です。だから、医者は、その他の要因も含めて判断します。

例えば、一回だけ、GOTが42、GPTが37になっても、そんなに危険信号ではありません。

あと、

GOT,GPTは風邪でも上昇することがよくあります。


ただ、じわじわ上昇するときは、危険です。肝炎、黄疸(胆道系の疾患)、寄生虫、腫瘍、いろいろな可能性がでてきます。

腹部エコー、CTなどの検査を勧められる可能性があります


もちろん、急激に上昇して、両方とも300台とか500台だと、急性肝炎の可能性が高いです。
知人が「劇症肝炎」にかかって、長期入院しましたが、そのとき、

GOTもGPTも3000を超えてました!!


ちょっと前後しますが、心筋梗塞の場合、心電図、GOP、WBC(白血球数)、CRP(炎症反応を表す)・・・その他多数の所見で判断します。

うーーむ、短く説明するのって、難しい〜〜

あまりにもはしょったので、ちょっと舌足らずです!

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