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前回の続きです。
昼前に足摺岬に到着した僕。岬の駐車場には車が数台とバイクが3台止めてありました。そのバイクは3台とも高知ナンバーで、2台はCB1300とエリミネーターと分かったのですが、後一台の車種までは分かりませんでした。カワサキのツアラーだったはずです。
ちなみに駐車場には太平洋で漂流し、アメリカ戦に救助され、そのまま渡米したジョン万次郎の像があります。ジョン万次郎は土佐清水市の生まれです。
駐車場には無料の案内所があり、そこで地図を貰い展望台へレッツゴー!!展望台へ行くにはジャングルのような森を通ります。
ここを通り過ぎると展望台が見えてきます。
この階段を上がるとこんな感じの場所です。
展望台からは視界いっぱいの海が見えます。この展望台から見て、左側には天狗の鼻と呼ばれるスポットがあります。
ちらっと建物らしき物が見えますか。あそこまで行くと、今度は天狗の鼻から展望台側を望むことになります。ここから5分程度森を歩いていきます。ちなみに天狗の鼻から展望台側にある灯台を望む風景は21世紀に残したい日本の風景、四国第一位だそうです。
この写真の位置が天狗の鼻にある建物の位置です。少し休憩できるようにベンチがあるだけです。室戸岬とは違って、まさに断崖絶壁って感じですね。火サスで犯人が刑事に追い詰められる場所にはぴったりです。ちなみ一時期足摺岬って自殺の名所だったそうですね。この景色を見てると飛び込みたくなる気持ちも分からんでも無いです。本当に自然とため息がでるくらいの絶景です。生で見たことのない人は是非一度見てみて下さい。僕の人生の中でもトップ5に入るくらいです。
1位は沖縄に向かう舟の甲板から見上げた満天の星空ですかね。あと、能美島の砲台山から見た夜空とか、実家の裏にある山を少し登った所の鉄塔から眺める風景とかですかね。まぁこっちは景色が良いと言うよりは思いで補正です。
しばらく景色を眺めた後、駐車場まで戻り、昼ご飯です。といっても、カロリーメイト擬きの残りとパンにジュース程度ですが。さて、ここまでたどり着いたのはいいですが、来たと言うことは帰らなければなりません。また、6時間以上の運転が待ってます。しかも、粋とは比べものにならないぐらい暑いです。
飯を食って、もうひとがんばりして帰りますかと、カブに跨がると、駐車場に止めてあった高知ナンバーのライダー3人が戻ってきました。3人組は一人は結構年を取ってる感じの人で、残り二人は20代から30代くらいの男性3人組でした。どういう関係性か分かりませんが、ツーリング仲間なんでしょう。
お互い挨拶を交わし、しばらく談笑した後、「良いツーリングを」と分かれました。断然向こうの方が早いので,すぐに見えなくなりましたが、3人組は何処かでご飯を食べる予定らしいです。
帰り道は、サニーロードを通り、大月町を目指します。ひたすら海沿いです。
ちんたら大月町へ向かってる道中、トンネルの中でいきなり後ろからクラクションが聞こえました。びっくりしてミラーを見ると、先ほどの3人組のライダーが僕の後ろを走ってました。飯食ってたはずですが、もう追いつかれたみたいです。手を軽く挙げ颯爽と走り去っていくライダー達。排気量差を思い知らされます。
その後もひたすら走り続け、大月町へ到着。大月町に道の駅があったので、そこで休憩することにしました。すると、なんと先ほど通り過ぎていったライダー達も、道の駅で休憩中でした。「良く合いますね」と話しかけると、「まあ、ウサギとカメだしね」と言われました。向こうがウサギで僕がカメ。なにせ、一本道です。早さは違えど進むべき方向は同じです。
その後、「また合うかもよ」と言い残して走り去っていくライダー達。さすがに2度もウサギには追いつけず、もう合うことはありませんでした。
大月町を越えると宿毛市に入ります。サニーロードは56号線に合流。この辺りになると、行きと同じ道です。来た道を逆走し、途中なんどか休憩を挟みながらひたすら走ります。
休憩中に見つけたちいさな神社でコーヒー休憩。
近くの海辺で水分補給。
宇和島のスーパーでコーヒー休憩と、少し走る度になんか飲んでます。疲れてる上に暑さで、1時間も走るとへとへとです。背中が痛い痛い。しょっちゅう休憩を挟みながら、ようやく午後7時前には自宅に帰って来れました。
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旅行記
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旅のメモリー
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みなさん今日は。ビリーです。今回の記事のタイトルは、天皇陛下の御歌を使わせていただきました。タイトルに書いて有るとおり、行ってきました、足摺岬!!
この間室戸岬に行ったのですが、その話をバイト先の人にしました。その人は元ハーレー乗りです。疲れたらしくフォルツァに乗ってます。この人も僕と同じくバイトが休みになる度にフラフラといろんな所に出歩いてます。その人に、「足摺は行った?あっこは室戸とはまた雰囲気が違っていいよ」と言われました。
僕は地理なんて最後に習ったのは中学時代ですし、殆ど日本史オンリーだったので四国の岬と行ったら室戸岬しか知らなかったんですが、帰って地図を見て場所を確認。これは日帰りで行けるか、とちょっくら行ってくることにしました。
前日のバイトでハーレー乗りのバイト仲間に「明日足摺岬行ってきますよ」と言うと、「日帰りで!?うわぁ〜元気やねぇ。事故だけは気をつけて」と言われました。
前日は早めに寝て新聞を配り終えた午前6時前にカブに跨がり出発です。前回ウロウロしたとき、海辺のベンチで2時間ほど眠ってしまい日焼けで地獄を見たので、今回は日焼け対策と一応バイクで長距離走行なので、キチッとした服装をチョイス。灰色のカッターシャツ(カッターシャツって西日本限定の言い方なんですね。カルチャーショックです。)にチノパンという長袖長ズボンです。すでに熱いですが、ここは我慢。
まずは、松山市から宇和島方面へとカブを走らせます。国道56号線を伊予、内子と山道をひたすら走ります。この辺りはまだ時間が早かったのと,山道だったおかげか結構肌寒いくらいでした。長袖長ズボンでちょうど良いです。
そして大洲市に到着。この辺り、国道56号線は肱川という川を横切ります。肱川の近くには大洲城も見えます。ちょっとここで小休憩。
ちなみに、肱川は大洲城の築城工事が難航した際、くじで選ばれて人柱とされ生き埋めにされた「おひじ」という女性から取ったという伝説があるそうです。そんなことが書いてました。まぁ肱のように屈曲しているからという説や、泥土やぬかるみを「ひじ」と呼び、「比治」などの字を当てていたとか言う説もあるらしいのですが、僕としては人柱にされた女性の切なくも悲しい伝説がもとになってるほうが、ロマンがあって良いですよね。そういう各地の伝承とか伝説とか嫌いじゃないタイプなんで。
大洲からまたしばらく山道を走ります。すると、トンネルが何カ所か連なってる場所があり、そこが宇和島市との境目です。ここら辺はまだ山の上の方なので、右下の方に海が見えてきます。山道をトコトコ走り、たまに木々の隙間から海を眺める。なかなか風情です。この前は、ここから見える海の方まで向かい、そこで寝オチして数日、日焼けでのたうち回るハメになりました。
その後、宇和島市街地へ到着。宇和島と言えば闘牛が有名です。闘牛場一度行ってみたいですが、今回はスルー。ちなみに、この辺りは牛鬼伝説があります。ここ宇和島だけではなく、西日本には結構いろんな所で牛鬼の伝説はあるようですが、宇和島のはその中でも有名な物だそうです。あと、真珠も作ってるんだそうです。宝石なんて全く興味ないのでどうでもいいですが。
宇和島市街地を抜け、一度山の方へ56号線は続いた後、海岸線沿いになります。この辺りからは宿毛街道って名前だそうです。宿毛とかいて「すくも」って読むんです。最初「やどげ」かと思いました。ハズカシー。
しばらく海沿いをひたすら走ります。時間は午前9時前。さすがに腹が減ってきたので、柿之浦ってところで休憩。海沿いに公園があったので、そこで缶コーヒーとカロリーメイトもどきを食べます。ここらへんになるとだいぶ山を下ってもう海は目の前です。
しかし暑いです。走ってるときはそれほどでもない気がしていたのですが,止まった瞬間汗が吹き出してきます。
パパッと飯を済ませた後は、宿毛市めがけて進みます。宿毛まで行けば高知県です。
午前9時30頃、ようやく宿毛市に到着。
この辺りになると、道路標識に「足摺」の文字が書かれてあるのを見つけました。宿毛市まで来ると、松山から170キロくらい走ってきたことになります。ガソリンの残量を見るとちょっと補給した方が良い量です。出発するときに満タンにしてましたが、カブは確か4リッター入るはずなのでリッター50キロくらいですかね。燃費いいねホント。
宿毛で給油を済ませた後、四万十市に入ります。四万十はこの夏41度を記録して日本で一番暑い町になりましたね。たしかに尋常じゃなく暑かったです。
この辺りは、まわり田んぼばっかりです。
出かける前に地図を見た限りでは、このまま56号線を進んでも足摺には到着できないはずです。途中、321号線に入らなければいけません。だいたい四万十まで行くと若干粋すぎてるはずです。そんなことを考えながら、道を探していると、ハプニング発生。
「そこのカブ、止まって」と後ろから白バイにサイレンを鳴らされました。うわぁ、やっちまった。今日は、と話しかけてくる白バイ隊員。「さっきすれ違ったよね。警察が見てるんだから、もっとゆっくり走らんと。そりゃ、追いかけてくるよ。後ろからはかったら49キロだったから19キロオーバーね」だそうです。
すれ違ったのは知っていたのですが、その場はスピードを落として走行していたはずです。「こいつ、やるな」と思って何処かでターンして戻ってきていたらしく、僕の後ろを走ってたそうです。全然気づきませんでした。これも暑さにやられたせいでしょうか。しかし、ターンして、違反速度になるまで待って、それから計測してサイレン慣らしたんでしょうか。だとしたら、完全に狙われてるじゃないですか。
「ちなみに罰金おいくらですか?」と聞くと「7000円」と言われました。ツーエクスペンシーブ!!
住所氏名などの個人情報を聞かれた後、右手の人差し指の指紋を取られてようやく解放されました。ついでだったんで、白バイに「足摺岬目指してるから場所教えてくれ」と言うと、詳しく教えて貰ったので、その通り目指します。
白バイと分かれて直ぐ、教わったように進み56号線から、321号線へと乗り換え。321号線、通称サニーロードって言うらしいです。
四万十市からサニーロードを走ると、土佐清水市に入ります。
ここから、またもや山道になります。ぐるぐると曲がりくねった道を上り続けます。木の隙間から見える海が、目的地はもうそう遠くないことを教えてくれます。
ここを過ぎると、森のような場所になり、もう岬までは目と鼻の先です。
最後に、ぐーんと坂を登ると、ようやく到着。足摺岬です。
いやぁ疲れました。到着時刻は11時半です。さすがに体が痛いです。毎回バイクに長時間乗ってるとえらい背中が筋肉痛になるんですが、乗車姿勢が悪いんですかね。
余り長くなるとアレなんで、この続きは次の記事に書きます。お楽しみに。
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みなさん今日は。ビリーです。少し間が開きましたが、前回の続きです。ここまで来ると疲れ切っていて、ほとんど頭が働いてないので、写真メインで。
小見野々ダムの辺で仮眠を取っていた僕。僕は眠りが浅いのか大抵3時間おきに目が覚めるのですが、今回も三時間程度で目が覚めました。眠る前は腫れていたのですが、起きてみると空は雲に覆われて、風も吹き始めていました。これは一雨降るかもしれません。
直ぐにカブに乗り帰路につきます。この辺りは村なので、民家もちらほらとあります。
しかし民家があるのもこの辺りだけで、また永遠と山の中、川沿いを走る羽目に。これがまた長いこと長いこと。走っても走っても辺りの景色はいっこうに変わらず、本当に進んでいるのか、もしかしたら同じ所をぐるぐる回ってるんじゃないのかと思いたくなってきます。山を越え、谷を越え、数々のトンネルをくぐり、ようやく町と呼べる場所まで来ました。香美市と言うところだそうです。
そういえば山を越えてる途中から雨がパラパラと降り始めました。前回の香川と良い今回と良いどうしてこうも僕が出かけるたびに狙い澄ましたかのように雨が降るんでしょうか。結構降ってきたので道の駅によったのですがアメリカから来たというライダー達が居ました。みんな大型のツアラーに乗ってましたが、一人250のクラブマンに乗ってました。外人ライダー達は、道の駅で売ってる川魚を串に刺してそのまま塩焼きにした物を珍しそうに食べてました。僕も買おうかと思ったんですが、なんだか飯を食べるのも億劫になってきたので、飲み物だけにしました。
香美市に入ると雨もだいぶひどくなってきて、僕もずぶ濡れです。香美市を越えると南国市に入ります。この辺りで、さすがに腹が減ったのでコンビニに入りパンを購入。パンを食べた後、高知市へ向かいます。南国市まで来ると高知市は直ぐそこです。ようやく見覚えのある道になってきました。まぁ行きに通ったときは暗かったのでよく見えませんでしたが。
高知市に着くと、高知城を通り過ぎこくどう33号線に乗り換え。この33号線は松山まで続いています。33号線も中々にのどかな道を走ります。いの町を越えて、日高村という場所を走ります。途中、こんな場所を見つけました。
なんだかさび具合が良い味出してます。このふれあい広場なる場所、横道の小さな橋の上でして、定期的に市場が開かれてるようです。なんかもの凄いジブリ臭です。
そして、またもや山道をひたすら川に沿って進む道が続きます。途中何カ所かダムがありました。そういえば、標識に四国カルストと書いてあったのですが、33号線からは少し外れているので寄りませんでした。後で調べたのですが、綺麗なところですね。是非行ってみたいです。
そして、ようやく高知県ともおさらば。この橘洞門をくぐるとようやく愛媛県です。
松山まで後60キロ。ようやくここまでたどり着いたって感じです。といっても家に着くまでは後2時間近く掛かりますが。もう5時を過ぎてます。ここからまた、数カ所ダムを通過。
しばらく走ると、三坂峠と言うところに到着。この峠を越えると松山は直ぐそこです。
三坂峠を越えると砥部という場所に着き、砥部まで来ると僕の家は直ぐそこ。ようやくかえって来たと言う実感がわきます。現時刻は19時前。時間にして22時間のツーリングでした。砥部を超え松山に入り、市駅の方から自宅がある本町の方へ向かいます。市駅の辺りは余り来たことがなかったのですが、観覧車があるんですね。それとジュンク堂も。広島の本通りと広島駅周辺を足して2で割った感じです。松山って一瞬広島かここ?と錯覚するような場所が結構あります。ただ、広島ほど広範囲じゃなく、松山市にすべて集まってます。ちょっと市から出ると直ぐ田舎道です。
ようやく自宅のマンションにたどり着きました。さすがに限界です。疲れました。エイジが以前勧めていた、家の近くにあるビッグボーイとか言うハンバーグステーキ店で晩飯を済ますことに。ここ、サラダバー食べ放題にスープ飲み放題です。ちょっとしたバイキングです。ほとんどろくなものを食べてなかったので、サラダを食いまくり、ライスをおかわりしまくり、カレーやらスープやらをドリンクバー感覚で食いまくりました。
あまりにも僕が死にそうな顔で食い物をがっついていたので、店員さんも若干引いてましたが、料理はどれも美味しかったです。生き返りました。最後にデザートを全種類食べて会計。これで1000円越えないとか、お得ですね。
そしてもはや懐かしくもある我が家に帰り、シャワーを浴びて布団を出す気力もなかったのでソファーでそのまま眠りにつきました。 |
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前回の続きです。室戸岬から55号線を走り、193号線に入った僕。初めはこんな場所でした。
こんなのどかな道を進んでると、前方に山が見えてきました。その山に向かいながら、ひたすら走ります。途中、狸が道路のど真ん中に居ました。戸坂にいたときも何度か見ましたが、こんなに堂々としてる奴は初めてです。逃げる気配がありませんでした。僕が数メートル前で止まると、ちらっと僕の方を見てとぼとぼと民家の方へ入ってゆきました。標識で見ましたが、193号線は霧越峠という場所を通るそうです。
193号線は川のそばを走ってるらしく、橋が見えてきました。
中々に綺麗な川です。しかし、この橋を越えた辺りから雲行きが怪しくなってきました。どんどんと山を登り始めたのです。俺、どっかで道間違えたりしてないよな、とだんだん不安になってきましたが、ずっと一本道でしたので、そんなはずはありません。ちゃんと国道を走ってるはずです。僕の国道のイメージは、広島にある2号線のように、大きくて周りにはショッピングセンターとかが建ち並んでるような道路でしたが、これは認識を改めなくてはいけません。車もすれ違えないような山道の国道があるなんて知りもしませんでした。
そして写真を撮るために携帯を取り出して気づいたのですが、なんと圏外でした。広島から愛媛に渡るフェリーの船上、海の上でも電波3本経ってた僕の携帯が、電波しか取り柄のないといっても良いドコモの携帯がです!携帯が圏外になる国道があるなんて初めて知りました。
どんどん山を登るにつれて、さらに道は険しくなり始めました。地面はなぜか濡れており、二輪車にとって致命的なサイズの石が道路のど真ん中にごろごろ落ちてます。挙げ句急カーブの連続。しかもガードレールもない。曲がりきれなかったら崖からダイブです。崖下には川が流れてます。これは落ちたら助かりそうにないです。
必死にカブを走らせ、クネクネと曲がった道を上り続けます。忘れた頃にやってくる対向車が一番やっかいでした。ひやひやしっぱなしです。こんな道を走り続けると、だいぶ登ったのか、見晴らしの良い場所まで来ました。
凄い景色です。ホント国道というより登山道です。写真の奥の方に見える切り株に座ってしばし休憩。切り株は崖から突き出ています。座ってみると凄い高さ。足下がふわふわします。
山の中腹辺りに僕が通ってきた道が見えます。ここから上を見ると、もうすぐ山頂です。山頂までバイクで登れるんでしょうか?しばらくカブで登り続けると、ようやく登り切ったようです。
ここが登り切った地点。なんか建ってますが、なんなんでしょうか。ちなみにバイクで行けるのはここが限界っぽいです。オフ車なら行けるのかもしれませんが、カブには無理です。
後2キロほどで山頂なんですね。こりゃ登山です。一息つきたいところですが、登ったと言うことは降りなければ行けません。下りの方が神経使いました。アクセルを回さなくても勝手にスピードは上がって、ブレーキを掛けると濡れた路面でスリップ。急カーブを崖から転落しないように注意してクリアしてゆかなければ行けません。一度、カーブに入った瞬間対向車が目の前にあって、慌ててブレーキを踏んだら、濡れた落ち葉でスリップして、死にかけました。
あわや崖下に、というところでバイクから体を崖に乗り出した状態のまま何とか曲がりきりました。車のドライバーも「殺っちまった!!」って顔してましたが、僕だって「あ、死んだ」と本気で思いました。
下ってると、こんな橋を見つけました。
何処につながってるんでしょうか。そして誰か使ってるんでしょうか。今にも落ちそうなんですが。
長いこと坂を下ると、ようやく一山越えたのか、道路の直ぐ近くを川が流れ初め、しばらく行くとキャンプ場の跡地のような所に出ました。
ここでしばらくの休憩。どっと疲れが来ました。川のそばでしばらくボーッとします。しかし綺麗な川です。太田川とは大違い。まぁ太田川も上流に行けば綺麗なんでしょうが。
なんつうか秘境です。この少し先は、ちょっとした滝みたいになってました。
まだ、ここからしばらく193号線を走ることになります。
しばらく走ると、トンネルが何箇所かあり、193号線と195号線が合流する地点まで来ました。195号線に高知まで後何キロって書いてあったので、とりあえず195号線に乗り換えることにしました。確か後200キロくらいって書いてあったと思います。この辺りから遠くの山の麓にポツポツと民家も見え始めました。
195号線も大きな川のそばを走ります。少しゆくとこんな場所へ着きました。
たしか広島は合併でもう村というのはなくなってるはずです。なので、初めて村に来ました。地図がないのでどこら辺かは分かりませんが。この立て札の近くにダムがあります。小見野々ダムってダムです。
ちなみにダムを生で見るのも初めてのことです。このダム、建設中に何かあったのか慰霊碑が建ってました。
慰霊碑に写真を撮ってる僕が写ってるのでできの悪い心霊写真みたいになってます。後から知ったのですが、この川、那賀川といって、この小見野々ダムのほかに、長安口、川口ダムとあってそれらを総称して那賀川上流ダム群って言うらしいです。調べて知ったのですが、このダムを建設するにあたって住民と一悶着あったようです。興味があるようなら調べてみて下さい。
現在時刻は11時。松山の自宅を出発して15時間が経過。休憩を挟んでいるとはいえ、さすがに疲れました。何か食べたいのですが、生憎食べられるものは何もありませんし、まさかこんな所にコンビニなんてあるはずもなく、諦めました。
ダムの辺は風も吹いて日差しも気持ちよかったので、少しここで仮眠することにしました。慰霊碑のそばに横になると、直ぐに眠気が来てあっという間に熟睡。長くなったので、この続きは次回にします。
ちなみに、この記事を書く時に、グーグルマップで自分が通った道を見ながら書いているのですが、自分が実際走った道を上から見るって言うのは結構楽しいですね。グーグルマップで見ると193号線はこんな感じです。
航空写真で見ると凄いですね。本当に山の中です。では続きをお楽しみに!
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前回の続きです。今回は写真メインで。大山岬を越えると、室戸岬まで後20キロくらいです。1時間ほどで到着します。この辺りになると道路を走っているのはツーリングの大型バイクばかりになります。
しばらくバイクを走らせていると、道ばたの立て札の室戸岬まで後キロがどんどん残り少なくなり、とうとう見えてきました。
初めは、気づかずに通り過ぎてしまいましたが、ようやく室戸岬に到着です。朝7時。バイクを走らせ初めてから10時間です。遠かったぜ。早速、バイクを止めて海の方へ行ってみました。
ここから海の方へでれます。ここを抜けると、こんな感じの場所に出ます。
しばらく海を眺めながらボーッとしてました。一応目的地にはたどり着きました。これからは、ぐるっと海沿いを走り愛媛に戻る予定です。ちなみにここでギトンに電話したのですが、「俺今高知の室戸岬にいるんだけど」「また訳の分からんことを」「お土産は室戸岬の石で良いよね」「良い分けないだろ!!」と言われました。ギトンと電話をしながらバイクに戻ると、道路をサルが横切りました。「うわ!ギトン!サル!サルが今道路横切った!!」と一人でテンション上がってる僕に「ハイハイ」と冷たいリアクション。「まぁお土産楽しみにしてろよ」「石だったら殺すぞ」「すげぇ綺麗な石だぞ」「いらねぇよ」と電話を切り、室戸岬から海沿いを走り徳島県へと向かいます。
少し走ると、なんだかでかい像が見えてきました。バイクを止めて見てみると、維新の士の一人、中岡慎太郎の像が凛々しく太平洋を見つめています。
中岡慎太郎は、坂本龍馬と行動を共にし、一緒に暗殺された人です。龍馬は即死だったそうですが、中岡は2ほど生き延びてます。
ちなみに中岡慎太郎の瞳の先の太平洋。
55号線をひたすら走る僕。右手には何処までも続く海。やっぱ海沿いは気持ちが良いです。朝になって日が出てきたおかげか、ようやく風が気持ち良いとのたまえるほどの気温になってきました。中岡慎太郎の像を過ぎると、御厨人窟と言う場所に着きます。ここは、真言宗の開祖空海ゆかりの地です。
1枚目が御厨人窟で隣が、神明窟です。神明窟で、修行をしていた空海の口の中に明星が飛び込み、このとき悟りを開いたそうです。ここから見える景色は、空と海しかないということから、空海の法名が着いたのだとか。ゆかりの地だけあって、空海の像もあります。でかいのなんの。 この麓には、こんなんもありました。
ここから、しばらくのどかな海沿いを走り続けます。山が近いせいか、たまにサルを見かけました。この辺りに来ると、お遍路さんと呼ばれる人達の姿がちらほらと。四国には八十八箇所の空海ゆかりの札所があります。それらを廻ることを遍路といい、お参りして廻る人達のことをお遍路さんと言います。僕の大学の同期の人にも遍路をしてる人は居ます。歩いて廻るとなると相当な距離です。たしか1000キロ以上有るはずです。
しばらくすると、河口に到着。海部川と言う川が海に流れ出しています。結構大きな橋がかかってました。橋から下の町を見るとこんな感じ。結構良い雰囲気です。なんだかジブリっぽい。
橋でしばらく休んでると、オフロードバイクの集団が来ました。みんな一斉に僕に手を挙げて通り過ぎてゆきます。僕もいちいち手を挙げて答えました。ツーリング集団はよく見かけましたが、オフ車の方が多かったかな。
橋の向こうのガソリンスタンドで給油。ガソリンスタンドの近くが、高知県と徳島県の県境でした。
このままぐるっと徳島を回って帰ると、かなり時間が掛かります。そういえば、朝、カロリーメイトを買ったコンビニで見た地図に、193号線を行けば、だいぶショートカットが出来たはず。そう思い出した僕は、55号線から国道193号線へと乗り換え。今にして思えばこれがよろしくなかった。うろ覚えの知識で道を決めるべきではありませんでした。その話は次の記事で。
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