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1Q86を読んだ

って訳で、終了と知って慌てて更新です。

以前、発刊された時にブームになったから気になっていたのだけど、新刊を買って読むほどの余裕が無くてそのままにしていた本。

ふらりと寄った古本屋に文庫になった物が6冊続けて売っていたのでまとめて購入。

新刊としてテレビで紹介されていた時から、タイトルに唐突に入っている「Q」ってなんだろう?って気になっていた。それに著者の村上春樹は、いつもノーベル文学賞の発表の時に名前が出ているからどんなものか読んでみたかったのもある。

とても長くて面白い話だったけど、終わった後の続きが気になる話。
例えるなら旅の途中で知り合った人達と仲良くなって、これからどこかに行こうって時に、いきなり自分だけパーキングで車から降ろされてしまった気分。その行き先で何かを一緒に行うと思っていたのに、自分は参加人数に入ってなかったみたい。


実際に何回も背表紙を見て今読んだ物が最終巻だって事を確認する事になった。

面白い話と言うのは、独特の素敵な言い回し。
紅茶を飲むってだけの事を、茶葉を選んで、ティーカップやティーポットを選び、BGMを選んで、なんなら花が咲いた庭園を用意して、白いガーデンテーブルとチェアーを用意して。武骨で無口だけど冷酷で従順で敏腕な執事を雇って、一緒に飲む相手もしっかり選ぶ。美味しい紅茶を飲むって言う事に対しての完ぺきなシチュエーションはこうですよ。って言う事を教えてもらう面白さ。


色々と真似してみたくなるけど、全てに余裕の無い現在の自分に出来る事としたら、水道水を一流ブランドの品に似ているだけが取り柄の安物の電気ポッドで沸かしたお湯を同じお店で購入した白いだけが取り柄ですと言っている様なマグカップに注いで、50個も入っているのに一箱300円もしないティーバックを突っ込んでいる間にちょっと焦げているパンにバター味のマーガリンを塗りたくって再度トースターで温めている間に2分で引き上げるはずが5分位入れっぱなしになってしまい渋い味が出てしまっている紅茶を飲む時にちょっとこの言葉を思い出す事だけしか真似出来ないのかもしれない。


やれやれ。


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