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きのう自由が丘で、初売りで賑わうBookOffの前を通り過ぎてふと思ったこと。
近所のゲームショップ(中古のDSやPSやWiiなどのゲームソフトを置いてある店)が寂れてきたことを思い出した。ぜんぜん客が入っていないのだ、私もその昔は常連だったが、もうずっと立ち寄っていない。
物理的な紙の書籍や、ゲームカートリッジやCD-ROMは「中古の買取と販売」と言うビジネスが成立し繁盛してきたのは今は昔。ゲームもネットからのダウンロードで中古にできなくなり、電子書籍も中古販売ができない。BookOffで扱っている古本や音楽CD、ゲームソフトという商品そのものが、電子化されることで「中古」というサイクルで廻らなくなってくるわけだ。彼らはどうやってビジネスを変化させて生き延びていくのだろう。
フィルムカメラは完全にデジタルに置き換わって、米コダックやポラロイドは歴史から消え、ビジネスポートフォリオを変革させた富士フィルムは見事に生き残った。
一足先に音楽業界は10年近く前からCDでの販売が落ち込み、ネットからのダウンロードになり、ミュージシャンもライブでの稼ぎへとシフトしていった。それと同時に以前によりも増してファンを大切にして行くようになっていった。
そう考えると、小説家あるいは執筆家は、その働き方が変わっていくのだろうか? 誰もがネットで意見を言えて、ちょっとしたブログが電子書籍になっていく時代である。先日もGeneMapperという電子書籍で初デビューした小説家があっという間にAmazonで1位になった。
ニュースもまた然りである。Twitterのほうがニュースの速報性が高い、ネットの信ぴょう性を疑う人もまだ多いようだが、最近の新聞社やTV屋の報道は速報性はほぼ消失し、信ぴょう性も低くなってきている。彼らは生き延びれるのだろうか?
そうしたデジタル化によって職を追われた旅行代理店のような職業もあれば、その時間にその場所に居なければサービスを提供できない職業、たとえば美容院や床屋さんの美容師さん、植木屋さん、車のメインテナンスのエンジニア、病院のお医者さんに看護婦さん、大工さん、土木工事の作業員、タクシーのドライバー、ディズニーランドでのアトラクションはデジタルで置き換えることができない限りは生き延びるだろう。
わが家にもまだ紙の書籍が2000冊ほどあるが(場所をとってかなわない)、いずれコレも本当に物理的に所有しておきたい本だけを残して、電子化していくのだろう。まだ購入した電子書籍は200冊ほどしかない。所有する本を自炊をするのが流行っていたが、コレは頼んだことも自分でやったこともない、自分の読んだ本を裁断するくらいならBookOffに売りたいと思う。
Amazonや電子コミックでは、電子書籍の販売の他にレンタルという販売形態もあるし、友人に貸せるシステムもできている。DSでは友人のうち一人がゲームを持っているとネット接続によってゲームに参加できる仕組みもある。
この話に落ちはないが、これはツールやプロセスが電子化するだけの話で、そこにしか価値がなかったビジネスはデジタルで置き換えられていくのだろうが、そうでないビジネスこそ、その価値をお金に替えていけるのだろう。
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