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地球が温暖化すると加速度的に(悪循環的に)さらに温暖化します。と言うのは温室効果気体には「水蒸気」が非常に関与しているからです。水蒸気があまり話題にならないのは「人為的排出による気体」ではないからです。水蒸気というのは気温と密接な関係があり、1気圧(1013hPa)の場合気温ごとに「飽和水蒸気量」が決まっています。例えば空気の温度15度だと飽和水蒸気量は12.8g/m3で、20度だと17.3g/m3となりより多くの水蒸気を同じ体積中に含むことができます。ということは温度が高い地上で多くの水蒸気を含んだ空気塊が上昇気流で持ち上げられ雲を発生させ、上空で冷やされ露天温度以下になると
凝結を始め小さな水滴に変わります。これが雨のもとです。ですから雨の多い暖かい地域はより雨が多くなり少ないところはより少なくなるのです。地球全体では降雨量と蒸発量はバランスがとれているからです。熱輸送のバランスが対流圏、海洋ともにくずれ陸上生態系、海洋生態系への影響はもちろんあるわけです。地球面積の70%占める海。水の惑星地球。この水の相変化(気体・液体・固体)が地球の気候に大きく関わっているのです。特に日本は周りを海で囲まれ、急峻な山脈が特徴です。雲の生成には上昇気流の発生が必要です。海風が山脈向かって吹き上昇気流を発生させます。山の天気が変わりやすいと言うのはこのように雲が発生しやすいためでもあります。
また、二酸化炭素の増加は人間活動によるものであることが科学者によって証明されました。その増加要因の1つに砂漠化や森林の減少、海洋汚染などがあげられ、植物による炭酸同化作用が弱くなっているのです。
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