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もの凄くちっぽけなことも、もの凄くデッカいことも一緒に起こるから世の中は不思議で面白い。
ちっぽけな呆れた話。
日清製粉のテレビコマーシャルが視聴者からのクレームで放映中止となったという。
どんなコマーシャルかというと「放し飼いにされた犬が海岸で飼い主に走り寄りじゃれ合う」というもの。
何でクレームがついたかと言うと、海岸がある神奈川には「犬を放し飼いにしないよう」求める条例があるらしく、「条例違反である放し飼いを助長している!」と言うことらしい。
県としては「直ちに条例に違反しないが、マナーについて誤解を与え望ましくない」と判断。
日清製粉は、これを謙虚に受け止め放映中止としたらしい。
「海水浴客で賑わう砂浜で、ドーベルマンを放し飼いにした」というならいざ知らず、
たとえ大型犬とはいえ、恐らくは誰もいない浜辺で、思いっきり走って一緒にじゃれ合う自由くらい飼い主にあっても良いだろうに。
もちろん、その犬が逃走し、小さな子供を襲う危険が100%無いとは言えない。
だが、そんなことを言えばキリがない。
皇室とも深い関係の日清製粉としては、引かざるを得なかったのだろうが、こういう訳の分からないクレームにいちいち屈するから、クレイマーがはびこってしまう。
テレビの仕事をしながら言うのもなんだけど、コマーシャルも番組もクレームつけようと思えばいくらでもつけられる。
「消費者金融」のCMなんぞ最たるものだが、「毎週誰かに2億円!」とか言う宝くじのCMなんか射幸心を煽りまくりではないか。
化粧品のCMだって、「あたかもあの女優やモデルのように自分もなれる」と錯覚させる詐欺のようなものだしね。
ちっぽけな話はこれ位にして、デッカイ話。
ハワイのすばる望遠鏡で、約128億8千万年光年離れた銀河が発見されたらしい。
宇宙の誕生は、約137億年前らしいから、宇宙誕生の謎に更に近づいたことになる。
我々が見ている宇宙は過去の宇宙でしかない。
例えば北極星は430光年の距離だから、430年前の姿を見ているということになる。
ということは、もっと高性能の望遠鏡が開発されれば、もっと遠くまで見えるということだから、理論上は・・・
高校時代、物理が大嫌いだった僕にはもう限界。
宇宙に果ては無いらしいが、僕の知識には限界がある。
でも、どんなに科学や物理が苦手でも、宇宙に思いを巡らせたことは恐らく誰にでもあるだろう。
僕も、そうだ。
宇宙に果てはあるのか・・・
無限と言うことはどういうことなのか・・・
ビッグバンが宇宙の始まりなら、それ以前は何なのか・・・
始まりがあれば、終わりはあるのか・・・
宇宙に思いを巡らせると、この世の出来事が全てちっぽけに見えてくる。
そのちっぽけなことに拘ることが馬鹿らしくもなる。
宇宙はデカい。
宇宙の最果てに生きる我々は、自分自身が広大な宇宙であることは余り知らない。
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