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甲子園を再現した対決が終わったが、マスコミは相変わらず佑ちゃん狂想曲を繰り広げている。
準決勝で佑ちゃんは、観客の期待に応えて青いハンカチを取り出した。
試合後のインタビューで「ファンサービスです」と答えたらしいが、これは評価が分かれるだろうね。
「ちょっといい気になってんじゃないの」という厳しい見方もあれば、
「そこまでしなくてもなあ・・・」という同情的な見方もある。
確かに「ファンサービス」の一言はいただけないけど、どうやら駒大苫小牧の4番バッターに言われてやったらしいから、「まあ素直な好青年なんだろうなあ」と僕は思う。
いずれにしても、マスコミが悪い。
蝿みたいにたかりすぎ。
もっと節度を持って伝えろよ、と同業ながら呆れてしまう。
もし斉藤クンに、チヤホヤされた挙げ句の慢心や奢りが芽生えたとしたら、その責任は間違いなく、持て囃したマスコミにある。
イナゴの集団のように、ワッと来て食い尽くしたらサッと飛び去り次の畑を狙うのが、マスコミの悪しき側面だから、旬が過ぎれば佑ちゃんも青いハンカチも記憶の彼方に追いやられる。
残るのは荒れた土地だけで、古い喩えだが、それこそペンペン草も生えない。
亀田一家からも、イナゴは去りつつある。
疑惑の判定や黒い噂が週刊誌に書かれ、旗を振っていたTBSも少し腰が引けている。
他局の社長も批判し始めたしね。
おまけにランダエタの再戦も「疑惑の延期」だし、
いつハシゴがはずされてもおかしくない。
イナゴの逃げ足は、怖ろしく速い。
斉藤クンも、六大学に行くと今ほどは注目されないだろうからメディアの露出も減るだろう。
でもその方が、彼にとっては良いことだろうね。
砂の中から、僅かな砂金を見つけ出すように、
マスコミの狂想曲が沈静化した時に、斉藤クンも田中クンも亀田一家も、本当の姿が浮かび上がってくる。
ただの砂なのか、それとも金なのか・・・
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