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富士山測候所での研究内容、得られた成果などについては私自身の課題になりますが、 有人観測が打ち切りになった原因については、ひと言で言い切ることが出来ます。有益な結果が出てきて、 尚且つ研究者が利権に塗(まみ)れていなかったから。経緯を全く知らない現時点でも、 突き詰めて考えれば富士山測候所がきわめて独立色の強い施設だったから、切り捨てせられたと推測でき。 逆と私が考える原子力発電を考察すれば納得いくものと。放射性廃棄物という厄介な代物が産出されても、 未だ大きな政策変更がないのは巨大な利権が絡んでいるからと推察する。対して富士山測候所は、 確かに殉職の危険は常にあっても人件費を含めた諸費用は微々たる物のはずであり。しかし、 金のかからないことが逆に仮初めの構造改革の標的になったと私には考えられ。 それでも得られたデータが毒にも薬にもならない物であれば黙認もあり得たかも知れないけれど、 利権構造に楔を打ち込みかねない物だった場合は? 少なくとも為政者が判断してしまった場合、 規模縮小を画策するでしょう。だから本来は富士山測候所の関係者は削減への軌道を乗らされる前に、 先手を打って広報活動しなければならなかったのですね。 しかし役人の端くれという意識が脇を甘くさせ、また有益な仕事だから続くという謝った認識を生み、 対策が後手に回ったというのが私の推測。もちろん現在の関係者には以上は共通の認識のはずで、 だから同じ過ちを繰り返さないというのが、NPO「富士山測候所を活用する会」の原点に違いなし。が、 まだ「活用する会」の活動と意義が知れ渡っていないことが、致命傷にもなりかねなくて。 |
富士山測候所問題
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