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NHK第一の今朝の「時の話題」の表題は「サイバー戦争と検閲」ということで、
サイバー戦争に勝つための検閲の是非論と考えて期待していました。実際は中国やイランといった、
独裁政権からの攻撃と、政権批判を押さえ込むための検閲に言及しただけ。つまり完全に他人事で、
日本政府が提出を目論む秘密保全法案は(開設委員は知っているはずだけど)、完全に無視。
朝日新聞さえ社説で取り上げたというのに。なので秘密保全法案だったら取り上げたNHKに、
謝意を示すはずだったけど、やはり予定通りにスティーブ・ジョブズを取り上げますね。といっても、
以前も書いたけどマック使いでない私には、製品を評価する資格はなく。にも拘らず一筆するのは、
昨日の『クローズアップ現代』に出演した、孫正義の言葉に惹かれたから。
ジョブズを取り上げた昨日は、国谷裕子自身が聞いた十年前の映像を挟みつつ、トリの出席者が、
重要な業務相手だったソフトバンクの孫正義で。製品発表の映像や役所への批判は勇ましかったが、
故人を偲ぶ昨日の表情は本当にしんみりしたもの。でも孫正義の凄さを理解したのは、
ジョブズが二十年、三十年生きることができたなら、iRobotを作ったと指摘したこと。
もちろん今となっては叶わぬ夢で、確かめる術もない。しかしiPhoneやiPadの先に、
生き方を変えたくなるくらい楽しいものとしてロボットを再定義することは、ジョブズらしいし、
想像した孫の洞察にも私は唸(うな)る。考えてみれば二足の動歩行を実現したところで、
ロボットは身近な存在になっていず。
だからいまだにSFなのですが、R・ダニール・オリヴォーには不満があったのかも。恐らく、
ジョブズも読んだはずのSFに登場するロボットなのですが、私が想像する外見は、
ゲイリー・ニューマンなのですね。詳しく説明するとまた脱線するので簡潔にしますが、
要は無機質な顔つきという意味。話の中でも笑顔を練習しており。
だからもし知っていたら、ドラえもんやアトムに魅かれたと私は想像。特にドラえもんは、
瀬名秀明も指摘しているけど、のび太を世話するロボットにも拘らず、始終付きまとう訳でないため。
自分で近所の(本物の)猫と付き合っている場面が。つまり『ドラえもん』を読めば、
相棒とは心を持っている他者であり、iRobotは慣用句の「ロボット」を否定するものと定義でき。
自決しなかった三島由紀夫の小説もあるので、ジョブズが生き長らえた「もう一つの未来」も、
意味があると思われ。もしかしたらiRobotの登場が、人類の宇宙進出の条件…。
[2333irobot.txt]
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