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犯罪被害者は裸の王様  2006/6/21(水) 午後 7:25

 私の死刑の見方は以上で書き尽くしたと了解して欲しかったけど、より深く論じた記事が、


 つまり「宇宙の法則は殺人を禁じていない」という、被害者に同情したいために私が躊躇していた、
「自然の摂理」から始めているので。だから今日は死刑制度でも母子殺害事件でもなく、
本村洋さんの歴史の上での役割を論じます。本村さんが顔を出して事件の重大さを指摘し続けて、
今回の死刑判決に至ったと私は理解。「少年による犯罪でも厳罰を」という世間の流れを作れたから。

 だから好むと好まざるに関わらず「本村洋さん」を人身御供にして、日本の裁判は被害者の思いを
慮ることに。しかし本村さんが行動しなければ、日本の裁判は変わらなかったか? 推察するに、
以前から被害者遺族に告発への思いはあったろうし、以降でも他の人が名乗り出たと。例によって、
検証できる知人も情報網もなく言っていますが、人間の考えることは変わらないと思うため。

 だから「歴史の悪戯」により本村さんが押し出されてきたと考えるのですが、流れが作れた理由に、
「新自由主義」という思想もあると私は仮説する。つまり社会は勝つか負けるかであり、本村さんで、
敗者から勝ち組に加われる道が出来たという意味。露骨に言えばテレビは自分の権力が安泰なので、
被害者遺族を出演させ続けたという仮説。

 穿った見方であり、本村さんを貶めかねないので申し訳ないのですが、本村さんの物語は、
「成り上がり」でありシンデレラストーリーなので、大衆に成功への幻想を与えたと私は定義。が、
新自由主義は「有名=成功=幸福」と定義するので、無名の大衆によって成立する形。ならば、
「少年犯罪の厳罰」という成功を手に入れた本村洋さんを、批判することも出来ると考えられ。

 でも責任を持つ批判にするためには、「なぜ君は絶望と闘えたのか」を読まねばならなく。
[2464light city.txt]

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大塩高志
大塩高志
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