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『オデッセイ・1985・SEX』三部作の後、『破産』を挿んで製作されたレコード。当時は、
唯一購入を逸した『破産』(当時は借りて録音)の不満を払拭してくれた、作品でした。曲としては、 『Fish Inn』のような長めが多いですが、重さと迫力は『虫』に匹敵すると今でも考え、 やっと「ザ」つきのスターリンを清算したと考えられるのですね。 もっとも私自身は、ミチロウの「復活」を単純に喜んだだけ。というのも「飢餓々々帰郷」は、 雑誌付録の『ING’O』版を失念していたので、凄い新曲と認識を。確かに「溺愛」と、 「OH! マルクス」は焼き直しと分かっていたけど、楽曲が良ければいいと当時は考え。また、 (当時の認識として)二曲とも主題は不変と思ったし。 しかし結果は「ビデオ・スターリン」という「先祖がえり」(意味は各自調べてください)の後、 定冠詞を外した「第二期」は(ミチロウにとって)混迷と低迷の時代というのが私の見方で。で、 本作を「成功」と勘違いしたミチロウの転換点(ターミナル)と私は評価。考えてみれば、 一度成功した人間の経過を、遠藤ミチロウも辿ったわけ。
[2743terminal.txt]
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