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先日の世界同時株安の原因である上海株式市場の暴落、詳細な経緯も個人の情報源も皆無でも、
一党独裁と(国家)資本主義との思想の矛盾が実際の現象として現れたと私は考えます。もちろん、
政治学者や経済学者、日米欧の機関投資家には周知の事柄と思いますが、信頼と信用が旨の商売と、
武力と権力の所有が認められた国家とは齟齬は必然だったという結果論。
しかも腐敗撲滅と経済成長は、収賄で得たお金を使ってくれるなら矛盾する政策と考えられ。で、
世界経済にとって一番採用して欲しい政策は、中国に消費者層を作ること。日米欧や途上国も、
自分たちの(経済の)ために中国人に買って欲しいわけで。いままでは経済成長と株価上昇により、
中国に(「豊かな暮らし」を志向する)中間層が出来つつあると推定できた。
しかし今回の上海での暴落で中国の経済構造は他国の人間が推定していたより脆く、成長と上昇も、
共産党が無理と誤謬で成したものと推論したわけ。すると国際社会を主導する「中国の夢」の前に、
既成の秩序からの信頼が必要と私は考える。しかし正確な情報の公開も良し悪しがあって、
「情報は権力(の源泉)」と権限を持つ者が全員思っていたら、十年も二十年も隠したはずであり。
つまり共産党にも(経済に限って)民主主義の前提である情報公開を肯定する人間がいた証左。が、
日米欧の政治を研究しているはずの中国共産党は、中間層は行政に文句を言う「政治の人間」と、
理解していると思うのですね。つまり中国共産党の崩壊、言い方を変えれば共産党中国の消滅を、
想定していると私でも容易に想像。
もう一つ共産党中国の困難さに一人っ子政策が存在。ということは日本よりも早い時間で、
少子高齢社会が到来し先進国になり損ねる事態も想定でき。つまり世界経済は成長の手段の獲得に、
失敗すると言う意味。残る希望の一つはアフリカでしょうが、嘗ての欧州による勝手な国境線で、
紛争が続いているし。[3106china.txt]
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経済談義
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