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 富野由悠季監督、今回やけに口数多し。(未来を含めた)作り手に対する助言、
また誤解されないための予防線のつもりなのでしょうが。受け手の想像性を削ぐ危険、充分に。監督はただ、
TV版の『機動戦士Zガンダム』が、唯一無二のものでないことの指摘、それだけで良かったと。

 宇宙世紀のガンダムシリーズさえ映像作品、ほかの時間軸と異なる点は史実に基づくものという、
観点に立てば。今回の範囲なら、カミーユのガンダム強奪、カミーユの両親死亡、
抜け殻のジャブローの核爆破、シャア/アムロ/カミーユの邂逅、などが事実なのでしょう。

 しかし今回180度意味を変換させたクワトロ/カミーユ/レコア/エマのくつろぎの場面、
極めてプライベートな話だから、記録されても公開資料があるかどうか、甚だ疑問。毒ガス攻撃受けたコロニー、
30バンチに行ったかどうかについて。エゥーゴが機密保持のために資料を捏造して、
両方の証拠があるとした方が、より濃い面白み。アムロとフラウのキスは、作り手の想像性の部分であり。

 創作物という観点に立ち返れば、監督の自負する通り前例のない再構築、新訳だけれども。歴史物、
そんな視点で見ればNHKの大河ドラマでさんざん体験させられ。つまり同じ時代、同じ舞台の、
度重なる語り直しという形。それと同等と思えば否定派の論理、根拠喪失。

 なお、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』と『宇宙戦艦ヤマト2』については、
あまりにも事実認定の違いが存在するため、並行宇宙の話であるという通説、私も同意。

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映画版についていえば、やはりカミーユがスマートすぎるといった印象でしょうか。

あとやはりロザミアとの接触が無かった点。

自分的には彼女こそがフォウ以上の肝だと思っていただけに。 削除

2017/5/5(金) 午後 9:41 [ JIN ] 返信する

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> JINさん 前略 振り返ってみればテレビ版のカミーユ像に当時の富野監督の本気が投影されていたと推測できるのに対し、新訳制作時に監督がカミーユと本気で付き合ったか疑問であり。願望は投影できたとしても、一緒に悩んだ後の希望という展開に失敗したと私は推察。草々

2017/5/5(金) 午後 9:55 [ 大塩高志 ] 返信する

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