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一月二〇日
ブリストル
ディラック、ウィルトシャー、新聞や一般雑誌、《ネイチャー》などを読んで相対性理論を語り合う。
記事の内容は広いスペースを解説者に与えて、常識とは相容れないらしいことを憶測に基づいて――たいていは面白おかしく――論じたもの。
雑誌《パンチ》
イギリスの憎むべき敵ドイツで生まれた相対性理論に対して、多くの人々が困惑している様子を歌った、反ユダヤ的な詩を掲載。
ウィルトシャー、雑誌をディラックに差し出す。
ウィルトシャー 「この人の記事が。信頼できそうだ」
(ディラックの声) 「アーサー・エディントンの記事だった。クエーカー教徒でケンブリッジ大学で天文学と数学を研究しており、相対性理論に精通している唯一のイギリス人だった。しかも相対性理論の正しさを証明した日食観測旅行の一つに自ら参加していた」 [3802ej20 0120.txt]
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台本
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