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一月
ゲッティンゲン
数学者の同僚を前にしているヒルベルト。
ヒルベルト「一九三〇年一月二三日で私は定年の六八歳になるが、ワイルに後を託したいと思う」
同僚たち、予期と悲しみの湿った甘辛い表情。
ケンブリッジ
手紙を書いているワイル。
(ワイルの声) 「ヒルベルト教授、あなたの後継者と呼ばれて、どのような歓喜と誇りとに満たされたか、申し上げるまでもありません(中略)ドイツをおおう暗雲は、急には晴れないとは思います。しかし、これから先、あなたの傍にあって長く幸福な年月が送れることを、私は望んでおります……申し出をお受けするのが遅れましたことを、どうかお許し下さい」
ゲッティンゲン
手紙を読んでいるヒルベルト、満足そうに頷く。 [3804ej30 01xx.txt]
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台本
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