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一月二七日
フランクフルト
手紙を置くボルン。
ボルン 「アインシュタインからだ。資金はあちら持ちで、天体物理学研究を依頼してきた」
助手 「へえ」
ボルン 「年額六千マルクで、条件はフロイントリヒを雇うこと。星のスペクトルの光度測定。技術的実験の仕事の方がよろしければ、別口を探すあてがあるとも言ってる」
助手 「でも資金があれば、自分たちがやれば良いのに」
ボルン 「ドイツでもここフランクフルトの方が人に余裕があると思われているんだろう」
助手 「どうするんです?」
ボルン 「うむ、母の病状が書いてあるから、助けたいのだが」
机に置いてある、アインシュタインからの手紙。
(アインシュタインの声) 「お迎えが来るまでには、だいぶ間がある。エルゼはよくやってくれています。妻も楽ではありません」 [3812ej20 0127.txt]
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台本
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