書籍談義

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 アインシュタインの『自伝ノート』と違い、自伝らしい自伝。アインシュタインの自伝の内容は、
(確か)殆ど科学のことだけで、師匠や学友や同僚、弟子たちとの付き合いの話を削除。しかし湯川の、
本書は多分、一般大衆に科学者を身近なものとして人してしてもらうため、特別な部分と平凡な部分、
両方を適切に物語っていると理解。「特別」な部分は恵まれていたこと。

 家庭環境でも学生生活でも、社会で重要な仕事をするための境遇があったみたいで。つまり湯川は、
生育環境では市民社会で商売をしていた家庭の息子という「アインシュタイン型」よりも、
代々高等教育を受けていた家系の「ボーア型」、つまりボーアやプランク、ハイゼンベルクの方が、
より近いと分かり。しかも知人に朝永武谷坂田がいたと知り、恵まれ過ぎと思ったのでした。

 しかし大学の入学初期の振る舞いは青春らしい爽やかさを推察でき、読んで面白かったです。でも、
中間子論を発想して(日本数学物理)学会の(大阪)支部で発表し、英文の論文を学会に送った場面で、
突然本書は終わる。読み終えた直後は「一番読みたいお話なのに」と残念に思ったけど、当時すでに、
「私の評伝といったものも、五指に余る」というから、湯川自身の思い出を記録したかったと理解でき。

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大塩高志
大塩高志
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