書籍談義

[ リスト ]

 単行本で出版された時にインターネットで書影を見たけど、『アインシュタイン・ジャーナル』を、
構想中だったので購入を避けた本。勘ですが、アインシュタインが関わった科学と社会と交友を物語る、
私の企画の趣旨との同一さを察したから。すっかり忘れて先月の二十六日に購入して、当時の憶測を、
思い出して当たっていたと分かったのでした。

 「第九章 人生後半のエロスの噴出」で中断しようと思ったのは、改めて一九〇五年から台本を、
作ろうと思いついき、一九二七年のコモの会議まで終えたばかりなので。アインシュタインが主人公の、
当時の科学史を概観するという「〜ジャーナル」の企画趣旨に、私が科学者の伝記を使ってまとめると、
考えていた改めての戯曲『アインシュタイン・ジャーナル』と似過ぎていると気づいたため。

 私が時間と金をかけて集めた科学者の伝記、例外があるとすればハーバーとヒルベルトだけで、
ハーンやマイトナーといった言及を避けた科学者のものも内容を理解して書いたと憶測できる。正直、
「やられた!」と思ったほどであり。私にとって救いは本書の趣旨は量子物理学史の物語りのため、
アインシュタインの人生や当時のドイツで重要でも言及や紹介を避けた人物がいたこと。

 つまり例外と思っているハーバーとヒルベルトですが、マイトナーやハーンに関しては読んでいると、
私は憶測。ベルリンにボーアを招いた時、若手から改めて教授を請うくだりは笑った箇所。科学者を、
人間として描写した個所と思えたのですね。だから経過は承知している筈なのに「若手」の名前の、
明示は回避。だから実験物理学者としてのマイトナーとハーンの苦労と功績は徹底して排除された形。

 しかしド・ブロイの学位論文の話の以前にある、ボースがアインシュタインに論文を郵送した件を、
排除した点は瑕疵と私は思う。また失敗例として長岡半太郎の土星モデルを紹介する一方、
湯川秀樹、朝永振一郎、南部陽一郎というノーベル賞受賞者は紹介さえ避けているみたい。尤も、
上記の三者は『アインシュタイン・ジャーナル』以後の時代で活躍する科学者ですが。

[3869quantum.txt]

「書籍談義」書庫の記事一覧


.
大塩高志
大塩高志
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

標準グループ

政治ブログ

書籍ブログ

科学ブログ

映像ブログ

ロックブログ

過去の記事一覧

ブログバナー

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事