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 私の思考の癖でロックである人に敬意を表することがあるけど、コラムニストの天野祐吉も、
正に「ロッカー」と分かった番組でした。三年半前の番組を消去する前に改めて観ましたが、
人柄の理由が東京の下町生まれにあると改めて確認。番組は晩年に近い「ようこそ先輩」から、
一九八〇年代の『広告批評』の初期まで、様々なNHKの映像素材で天野祐吉さんを紹介。

 しかし天野さんが凄いと思ったのは庶民の立場で反骨をやったこと。私自身にも言えるけど、
反骨の人間は真面目になり易いし、庶民は『この世界の片隅に』のすずさん(たち)のように、
大きい社会状況には受け身になり勝ちと考える。しかし天野さんは自らの言論活動で、庶民にも、
鋭い指摘ができると証明を。しかも笑いを伴う皮肉の言葉なので、炎上しにくかったと推察。

 時事問題に対して歴史や経緯を含めて精通していたと憶測しますが、言論活動での最大の武器は、
言語感覚、つまり時事ネタに対して意外かつ読む人を納得させてしまう言葉を紹介する技。番組では、
東京五輪の批評に「別品」を使ったコラムを紹介し。私も当時読んだ朝日新聞の「CM天気図」で、
すぐにやまとことばの「べっぴん」と掛けていると気付いた筈。

 しかし気付くことと(狙い通りに)用いるとは大違いで、番組で改めて天野祐吉の巨人さに敬服。で、
「ようこそ先輩」では教室に入ってしばらくの沈黙で、母校の小学生に話すことの大切さを教授。そう、
言葉を使うこと自体を始終考えるという意味で、私は「言葉学者」と天野さんを定義。古くは、
王様は裸だ」の一声で大人の観衆は一斉に「裸だ」と連呼したというから、野次の役目は絶大であり。

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大塩高志
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