書籍談義

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 レムの作品は『ソラリスの陽のもとに』、『砂漠の惑星』、『エデン』の順にんだ三作とも、
「SFはロック」であってほしいという私の趣味に合った物語で。つまり、

「他の星の知性と分かり合えるわけねえだろ」が主題だから。

 でも『砂漠の惑星』と『エデン』は舞台が陰鬱なので読み手を選ぶとファンの私も思う。一方の、
『ソラリスの陽のもとに』、今日買った新訳では『ソラリス』は、ファンタジーと情緒があったと記憶。
旧版で二回は読んだのは、二十世紀のことなので細かな場面は全く忘れてる。 ただ他の二作が、
人間の極限状態なのに対し、「ソラリス」は「甘かった」という印象があるだけ。

 だが「登場人物を慰撫する」という意味で「甘い」のであり、センス・オブ・ワンダーは十分に存在。
「知性を持った海が来訪者である宇宙飛行士を試す」という発想、改めて凄すぎと思えるのでした。で、
人間が翻弄されるのはレム作品ではお馴染みだけど、個人の記憶を再体験させるから、探究の話に、
限定した他の二作よりも情念の話に。だからSFファン以外にも読まれていると想像を。

 今日から始まる12月の『100分 de 名著』が正に『ソラリス』。以前、多分震災後に番組に、
意見したはずで、漸く叶った形。講師は新訳した当の訳者。私のブログでも一回ごとの番組の感想と、
新訳について記事にするつもり。


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閉じる コメント(4)

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海は意識あるという 説は有名です だから 海意識あってもおかしくありません 地球自身 意識あると思います 意識とは 大きさの縛り ないのかもしれません 宇宙自体 意識 あるのかもしれません 大きなものを 小さく 分けていき 人類の大きさ あるいは 細菌 もしくは 素粒子まで 意識 分割できるとすると 面白い と 考えています。

2017/12/4(月) 午後 7:00 [ たていす ]

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> たていすさん 前略 『モーガン・フリーマン 時空を超えて』では「海は思考するのか?」という回があったし、「宇宙は生きているのか?」では「代謝の概念は都市にも当て嵌まる」と公言する科学者を紹介していました。しかし「科学(す)る」には厳密さが求められると考えるので、私の賛同は「面白い見方」どまり。
でもレムは他者との遭遇という「人類の夢」の問題に、人類の問題の投影や援用を拒否して想定外を想定しようとした、誠意をもつロックな作家と思うのです。草々

追記 以下のサイトを参考にしました。
http://kakiokoshi.hatenablog.com/entry/2017/03/04/023801
https://ameblo.jp/yashima1505/entry-12177515246.html

2017/12/4(月) 午後 10:08 [ 大塩高志 ]

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> 大塩高志さん
僕も毎回 モーガンの番組を必ず見ています なかなか オカルト的な 物理学の考えられる 案 を出しているな と 思います 昨日 一回目の ソラリスの番組 見ていました。

2017/12/5(火) 午後 4:11 [ たていす ]

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> たていすさん 前略 モーガンの番組、あまりに期待と違う題材では視聴を避けることもありまして。草々

2017/12/5(火) 午後 9:35 [ 大塩高志 ]


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