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例えば「宇宙」、「未来」、「人類」を(物)語るのが「世間に認識されているSF」と定義すれば、
『都市と星』さえ「由緒正しいSF」という評価になる。私自身は凄さが分かるつもりだけど好みなら、
断然『ソラリス』なのでした。実は新訳版を買う前で第一回の放送前、SFファンのサイトの掲示板で、
「究極の他者との思考実験の一例」と定義していまして。
だから第4回目にして他者との関わり合いの問題として論じたことに、本当に嬉しく。しかもSFは、
科学の知見を利用していても問題を
捨象
免れることが出来。私自身は前々から「ロックとしてのSF」と理解・認識・定義していたので、
改めて買った新訳版を純粋に楽しんだのですね。
宇宙飛行士達の狼狽と諦念、幽体Fハリーの献身、ソラリスの海の能力、各々が一体となったお話は、
葛藤と闘争と究極の選択のある、「よく出来た物語」と思うから。もちろん私も海自身について考え、
モノリスに似た「宇宙人が作ったもの」とも考えられ。一方で意志あるものと仮定した場合、私なら、
一生捧げてもいい対象と思う。気宇壮大な気分になるし、確実に歴史に名を残せるし。
わからないから気味が悪い? バカ言ってるねえ。分からないから分かろうとする過程がお話になり、
後世の読者が楽しめるんじゃないか。 [4028solaris.txt]
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