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 私も『タッチ』というロマンチック・イデオロギーのマンガを受容した時期がありますが、
達也/南/和也の三角関係自体を面白く思ったか、自分で疑問。当時の認識としては『巨人の星』や、
『あしたのジョー』などの梶原一騎作品の批判/否定と思った筈。すでに連載の終わった『ナイン』や、
『陽あたり良好!』でスポ根の残滓を見つけていたので。

 だから結局柏葉の登場であだち充がスポ根に回帰した点に、面白く思ったのでした。当時すでに、
デビュー作が『消えた爆音』であり、スポ根を描き続けて連載打ち切りを続けた過去を知っていたから、
ラブコメ作家のスポ根に興味を持ち。結果は「自分を物語った作家の作品はすごい」という命題に、
当てはまった作品であり。あだち勉という実の兄がいることを知っていたから。

 だから『みゆき』を応用したであろう『きまぐれオレンジ☆ロード』を(ラブコメとしての)、
『タッチ』の延長線上として面白く読んだ一方で、『タッチ』の高三編を文学としてのマンガの、
当時の頂点と理解する私には、『きまぐれオレンジ・ロード 〜あの日にかえりたい』も日常アニメの、
当時の頂点として絶賛するのですね。存在は知ってたトレンディドラマは見下していた分野。

 当時は日本の自主制作レコードがインディーズと名を改め、『三宅裕司のいかすバンド天国』が、
放送される直前で、日本のロックが全盛期のロボットアニメのように一番面白かった時期と思う。で、
先に公開された同じ望月の『めぞん一刻 完結篇』とともに、「あの日にかえりたい」は私にとり、
ラブコメへの「ロック」として作用を。ちょうど『タッチ』が一度は梶原一騎を否定したように。

 『ノストラダムスの大予言』もラブコメ卒業に加担したと自分で推測。しかし五島勉の著作には、
相互に矛盾する箇所があるし、「危険なユダヤ人」という思想が明確なので、科学ファンの私には、
鵜呑みは危険とずっと認識。アインシュタインもユダヤ人7と知ってたし。科学者の伝記を読んだ今、
ユダヤ人の虐殺は人類の巨大な失敗と思うし、イスラエルの対外政策も私は批判する立場。

 尤も当時の私のラブコメの受容は、ほんの少しのつまみ食い程度だったけど。
[4084romantic love.txt]

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閉じる コメント(2)

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わざわざ記事を書いていただいてありがとうございます。『タッチ』が梶原一騎的熱血ものへのアンチ(ロック?)だったことは俺もそう思っていました。あだち充の熱血回帰ですが俺の場合連想したのは大友克洋の『AKIRA』での王道回帰でした。異端から正統へ、ニューウェーブ(?)の終焉をそこにみていました。『タッチ』は原作は読んでいましたがアニメ版はほとんど観ておらず語る言葉がございません。連載楽しみにしております。

2018/2/21(水) 午後 0:27 [ shiwasu5 ]

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> shiwasu5さん 連日は困難なので問題の焦点を予告すると、私は「裏切りこそがスターリン」という立場。作り手はもっと自由に作っていい。続編だろうが原作改変だろうが本気で作れば面白い意味。貴方が苦手な押井守の「パト2」が典型例。草々

2018/2/21(水) 午後 5:58 [ 大塩高志 ]


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