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『仮面ライダー』は一九七一年四月三日放映だから「戦後」二十六年くらい。すると一年戦争は、
宇宙世紀0079、シャアの反乱は0093だから、0119にジオン軍を敵のモデルにした、
「仮面ライダー」が作られていい筈。でもカイ・シデンのノンフィクションでシャアとジオン軍の、
関係は周知になっている筈なので、隕石落としの首謀者なのに劇中で悪者扱いするか疑問。
アースノイドとしての日本人が製作する子供番組だけど、スペースノイドとの融和や協調が大事、
が「対ジオン戦」後に子供たちに託す主張になると考えられ。だから「敵」はデギンやギレンで、
「ララァ・スン」が「改造人間の悲劇」を象徴する「ニュータイプ」として活用される筈で。で、
「仮面ライダー」も強化人間と設定すれば、初代の本郷猛の設定に似せることが可能。
すると二号ライダーたる「一文字隼人」は(元から)ニュータイプと設定するか? さらに問題は、
宇宙に行く時期。専守防衛を徹すればスペースコロニーはスペースノイドが生活する場所なので、
戦うために宇宙に出るのはやめるべきであり。しかし「ジオンショッカー」の拠点がスペースコロニーと、
確信すれば、バイクを地球のマスドライバーに乗せる場面もあり得るのでは。
[4118uc rider.txt]
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「陰謀仮説の小説」と定義すればネット右翼が「保守」主義批判に反論する時の陰謀論が連想され、
陳腐と思われるはず。しかし自ら取材した膨大な資料をもとにした物語だから別格で。事実を元にし、
皇室に関する僅かな情報を取っ掛かりに、「国家の転覆」を図る物語という発想は圧巻。しかも、
現代の高度情報社会が成り立つ肝である「情報の確からしさ」を問う話でもあり。
しかも捏造された「ブツ」でも崇拝の対象になる要因に宗教の問題、怪しげなものに頼る皇室を、
権威として戴く日本という国のもろさを暴いた物語と推察でき。私も組織は結構もろいと思い、
国や国際社会が崩壊する様を物語りたいと夢想してる。しかし清張がすでにアイドルとファンの関係、アイドルを取り巻く組織の問題を物語っていたとは。
以前当番組で扱った『邪宗門』への対抗もあったと憶測。「弾圧された宗教の撤退戦」と定義する、
高橋和巳の小説に対し、松本清張の方は野心家と宗教家の物語と定義可能。純朴と陰湿の違いで、
二作読んで漸く、宗教という人間(=ヒト)が発明した物語であり空想の多様な意味が把握でき、
二十一世紀の人類を考察できると私は夢想し。
[4117ranshin.txt]
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アゴラに珍しく私好みの記事が出ました。
いちいち尤もと思うのでまずは読んでいただきたく。私が付け加えるなら嘗ての治安維持法の、
展開をそっくり真似するのは避けるだろうこと。つまり警察権力にとって「絶好の機会」になるまで、
市民・国民に安心させる運用に終始すると考えられ。しかし一端、市民にとっての「悪魔の運用」を、
施行した場合に裁判所が市民の味方になってくれるか疑問。
公害や薬害、あるいは優生保護法に関する裁判の展開から考察して、少なくとも最初は巨大組織に、
有利な判決になると容易に想像でき。だからにとっては適用される前に憲法判断する必要があるが、
憲法裁判所は日本で避け続けている組織であり。憲法裁判所があれば「強きを助け、弱きを挫く」な、
判決を最高裁さえ(各裁判所の力関係から)排除させられると思うのですね。
でも今回の条例が存続し、憲法裁判所が欠いた現状が続くと市民社会の破綻の後、十年も二十年も、
「市民の復権」まで時間が必要と思う。
[4116kyoubouzai.txt]
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地獄の窯も三度まで
闇に引き立てなぶられて
明日のヨイショに余り出す
余剰と机上に踊らされ
我関せずに七並べ
フナの缶詰犬にくれ
はや三橋の安定は
記憶を記録と勘違い
長いアタリは届かない
野獣で宇宙を調べれば
李下の冠見出され
王蟲(オーム)が教祖に仕立てられ
不安は野暮と地下帝国
濡れた民衆運の尽き
藪を欲しがり日向ぼっこ
過ぎた隅田に一張羅
ラム酒の南にシャングリラ
昭和末期の幸福論
[4115poem.txt]
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磯田道史の本は震災関連で『天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災』を買ったから二冊目。
前著は「日本史に自然災害を位置づけろ」という(私から見れば)極めてロックな狙いで、納得した、
覚えがあります。本作は多くが新聞連載に拠っているらしく、雑多で断片な話題を集積した本。でも、
「古文書主義」で解明する過去の場面は驚きがいっぱい。
女の美貌はそれだけで歴史を変える。織田信長の死も、そうだ。 上記が書き出しの「美女処刑と信長の死」は驚いた節(せつ)。「高貴な美女二人を死なせ」、
「京の世論は美女に同情し、信長の残虐を憎むきっかけになった」という。評判の反転の事例として、
あり勝ちと思うけど、信長もだったことに正直驚き。一方で松陰の見方に納得。
「蝦夷を開墾して諸侯を封じ、間に乗じてカムチャッカ、オホーツクを奪い、琉球を諭して国内諸侯と同じく参勤させ、朝鮮を攻めて人質を取り朝貢させ、北は満州の地を割き、南は台湾、ルソンを収め、漸次進取の勢いを示せ」 上記は松陰の『幽囚録』の磯田訳と思うが、「吉田松陰も帝国主義者で植民地主義者だったのね」。
とはいえ構想だけなら私も理解を。問題は実際に日本がこっかとしてやってしまった事実であり、
だからこそ上記の松陰の提言が罪深く思える。私も『花燃ゆ』の放送当時に松陰の帝国主義を知り、
松陰の影響を正確に位置づける日本の近現代の物語を読みたいと思った覚えあり。
[4114uchimaku.txt]
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