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 私は第二次惑星開発委員会がサイトとして活発だったころに知った宇野常寛、YAHOOのページを、
捲っていてたまたま見つけた記事を興味深く読みました。新刊の宣伝記事ですが、結構高いのに、
私が買いたいと思った書名は『母性のディストピア』。


 二本とも納得しますが、私は宇野と多少違う見方なのは「戦後日本」が「父を否定された社会」の、
理由を既に知っているから。「新しい父」の創造・発見より「復讐する父」の導出がより簡単であり、
実際ナチスドイツという前例がある。つまりナチス日本の萌芽を徹底して弾圧した結果、戦後日本は、
「母の(あるいは「による」)社会」になったと憶測でき。

 しかしヒトラー率いるナチスドイツによる復讐戦としての第二次世界大戦も、敗北した第一次大戦の、
拒否と否定が狙いなので「甘えている(た)」と私は理解。だから「母性のディストピア」という宇野の、
戦後日本の定義に納得しつつ、国際社会が納得して理解を示す他の選択肢があったか疑問。で、
欺瞞に気付いた日本人としての私は、究極の選択を迫られているわけ。

 甘えによるナチス日本に賛意か、母性のディストピアの存続か、新しい父か母の創造か。私自身は、
「祭り」が必要とか、システムは壊れやすいと参加者は気づくべきとか、しかし世界政府という理想は、
強権行使を止めさせる主体を逸する悪手と考えていて。ナチス日本は実証された過去の否定なので、
日本の状況を母性のディストピアから脱するには、確かな知識と鋭い発想が必要と思う。

[4013wakusei kaihatsu.txt]

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大塩高志
大塩高志
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