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 今日の朝日新聞で大澤真幸さんが古典として、ハンナ・アレントの『革命について』を紹介しました。
大澤さんによるとアレントはフランス革命を批判してアメリカ独立運動を肯定しているよう。つまり、
自分たちの行動に感動できたのがイギリスからの独立であり、経済問題が主題の王政打倒では、
革命後の「新体制建設」の理由には弱いということらしい。

 小論で大澤さんは「戦後日本」について、「アメリカ型」の機会を逸したことに嘆いている。私は、
アレントと大澤さんの見立てに同意する一方、程度問題とも考え。簡単に言えば合衆国の独立、
市民革命、「押し付け憲法」の各々に「象徴」が存在したことで、一九一八年のドイツ革命よりましと、
考えていて。ルーズベルト、ナポレオン、昭和天皇の存在とヴィルヘルム二世の不在の差ということ。

 するとEUの問題も「象徴の不在」が問題と推測でき。欧州委員会は「欧州連合の政策執行機関」と、
Wikipediaにあるので、行政府と考えられ。行政府があるなら政府の行動を監視する議会が、
必要であり、「欧州議会」が存在しているらしく。しかし欧州としての政治体制は確立済みだけど、
執行機関の欧州委員会としてはEUの理念自体を欧州人を統合する「象徴」にしたかったと推論。

 多分ヒトラー総統の誕生という「欧州の失敗」が原因と推察するが、大衆を動員できるのは、
芸能でも競技でも人と考え、欧州の知識人の理想は民衆にとっては高過ぎと私は理解し。多分、
フィデル・カストロが事あるごとに革命を説いたのが、あるべき欧州委員会と思うのですね。
[3937kakumei.txt]

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大塩高志
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