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住民の人の好さと弱さ、対する権力の狡猾さと強引さが存分に物語られた番組。国家権力への、
戦い方を妄想している私には、格好の失敗学の教科書。結果論で言えば、国からむつ小川原開発が、
提示された時点で「怪しい」と察するべきで。恐らく辺鄙だけど互いに顔見知りで気心の知れ合った、
都会からの旅人にとっては憩いの場所だったと推測。多分だからこそ、国家に狙われたと憶測を。
「世論の分断が統治の基本」という支配者の論理を知っていれば、後で疑問に思ったときに、
適切な住民集会を招集でき、役人に対し革新の質問をできた筈。でも悪辣な手段で対抗したと思えば、
多分新聞社へのコネを欠いていた筈なので、「運動」として結束する前に「夢」に託す村民が、
多数派になると想像する。だから有能で人望のある指導者が開発拒否には必要だったと理解でき。
開発が頓挫、失敗した後の「核燃」については、物語としては蛇足と理解。番組としては本命でも、
泊村の物語としては撤退戦で内部分裂の先鋭であり、反転攻勢の機会を逸しているから。だからこそ、
県や国の代弁者と私には思える村議会の映像にNHKの誠実と真摯を推察し。
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