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迫力満点。そして『マジンガーZ』で確立した日本の巨大ロボットアニメ自体の、自らの総括を、
狙いとしたアニメと考えられる。初見でもガンダムやパトレイバー、エヴァの要素が伺われ。が
水木一郎のOPで驚くのは声の張りも勢いも、新録なのに凄いと思ったこと。長年歌えば慣れもあり、
飽きてくると思うのに、新鮮な歌声と思いました。
また映画「さらヤマ」でもあり、改めて驚く。またテレビ『マジンガーZ』の最終回の要素もあり、
まさに巨大ロボットアニメの王道、納得できる迫力のある典型の物語。しかも私が作り手になる時、
問題にするはずの「英雄問題」も扱っているので、話としても贅沢で。ただしDr.ヘルが指摘した、
「多様性批判」には露骨な回答に失敗したと思う。兜甲児が自分の批判を黙って聞いた場面はあるが。
簡単に言えば本作は兜甲児とマジンガーZ、一人の人間と一体の巨大ロボットを目立たせるための、
映画と理解でき。しかしセカイ系を免れているのは主人公に英雄だったという過去があり、なおかつ、
物語の当初の活動と恋愛が互いに障害になっているから。しかしDr.ヘルに象徴される「敵」は、
正に現代の問題であり二十一世紀の今、観賞すべき映画と思うのです。
五つ星評価で星四つ半というもの。
[4075mazinger z.txt]
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