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実は毎週聴いてる『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』、週替わり特集コーナーが、
「サタデーナイトLabo」。昨日は『映画の音声ガイド特集』でしたが、意外に楽しめました。意外、
と思ったのは音声ガイドの情報が、いい年をしたアニメ村の村人なら思い当たる内容だったから。そう、
「絵コンテのト書きじゃねえか!」と思った次第。
日本の実写映画では邪道と捉えられているらしい絵コンテだけど、アニメでは演出の意図を指示する、
脚本を絵のある話にする為の大事な設計図。今は(商業)アニメの制作過程を作り手が公開するから、
映画の公開記念番組で見た人も多いかと。想定する画面、画面の説明、登場人物の台詞、秒数など、
画面の切り替わりより多く書き込むのが「コンテを切る」作業で、いわゆる「演出の肝」。
私は昨日の番組を聴き、音声ガイドが音声による映像作品の演出と気付き。だから厳密に考えれば、
演出の指示書としての「絵コンテ・字コンテ」と音声による演出の「音声ガイド」は説明の仕方に、
違いがあると考えられ。例えば登場人物の心情を演出(監督)が懇切丁寧に説明しても、画面では、
抑えた表情と乏しい台詞の表現があり得る。音声ガイドとしては声優の演技を当てにしていい箇所。
つまり音声ガイドは画面や物語の説明よりも、映像作品を文字の物語(=小説)に(再)変換する、
作業と想像できるわけ。小説を原作にした映画は、映画の作り手の一つの解釈であり解答。ならば、
音声ガイドで想起する「物語」が、受け手の一人ひとりで違っていいと考えるのですね。といっても、
1分未満でもいいから監督経験者が有利とは言えそうであり。
[4068conte.txt]
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