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 磯田道史の本は震災関連で『天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災』を買ったから二冊目。
前著は「日本史に自然災害を位置づけろ」という(私から見れば)極めてロックな狙いで、納得した、
覚えがあります。本作は多くが新聞連載に拠っているらしく、雑多で断片な話題を集積した本。でも、 
「古文書主義」で解明する過去の場面は驚きがいっぱい。
 
女の美貌はそれだけで歴史を変える。織田信長の死も、そうだ。

 上記が書き出しの「美女処刑と信長の死」は驚いた節(せつ)。「高貴な美女二人を死なせ」、
「京の世論は美女に同情し、信長の残虐を憎むきっかけになった」という。評判の反転の事例として、
あり勝ちと思うけど、信長もだったことに正直驚き。一方で松陰の見方に納得。

「蝦夷を開墾して諸侯を封じ、間に乗じてカムチャッカ、オホーツクを奪い、琉球を諭して国内諸侯と同じく参勤させ、朝鮮を攻めて人質を取り朝貢させ、北は満州の地を割き、南は台湾、ルソンを収め、漸次進取の勢いを示せ」

 上記は松陰の『幽囚録』の磯田訳と思うが、「吉田松陰も帝国主義者で植民地主義者だったのね」。
とはいえ構想だけなら私も理解を。問題は実際に日本がこっかとしてやってしまった事実であり、
だからこそ上記の松陰の提言が罪深く思える。私も『花燃ゆ』の放送当時に松陰の帝国主義を知り、
松陰の影響を正確に位置づける日本の近現代の物語を読みたいと思った覚えあり。
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大塩高志
大塩高志
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