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スペースコロニー計画が人間を地球市民と認識させることに成功したのは、国家や国連の援助を避け、クラウドファンディングで必要な資金を集めたからだった。アポロ計画に匹敵するほどの膨大な資金が集まったお陰で、関わった全ての研究者思い通りの研究が可能に。失敗に終わっても正直な報告書を提出すれば敬意を表してもらえたから。
まずは軌道エレベーターの研究開発からだが驚くほど進展し、計画発表から五年にして高度一万キロメートルまで(仮想空間で)伸ばすことに成功。実際の建造は研究済みの素材で高度五万キロメートルの設計ができる段階で、失敗は排除すべき事態。試作として一万キロメートル版を建造して実際にエレベーターを昇降した後、出来るだけ残して五万キロメートル版の建造へ。
建材は新たに地球で場所を作って製造し、軌道エレベーターで運搬。一基目に建造過程の生中継が実現し、スペースコロニー計画計画は正に「人類の(ための)アイドル」になり。もちろん二基目以降は興奮が少し冷めたが、矢継ぎ早の建造が出来たのでコロニー計画が「祭り」から「日常」への以降に成功し。次の興奮の極点は次のサイドでの一基目。
だから三ヶ所目のサイド建造では大衆が飽き始め、コロニー基金も増加率が鈍くなり始める。また地球環境も市民活動家が政治を主導できたお陰で、宇宙移住自体の切実さが薄れていき。つまりアースノイドが宇宙とスペースノイドへの関心を殺いでいく時代の招来で。生活実態の報道も避けられたので、アースノイドはスペースノイドに曖昧な「スペースコロニー人」という認識を持つ。
苛立ったスペースノイドは正に「ジオン公国」を標榜し、アースノイドに「宣戦布告」。
[4132fact clony.txt]
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2018年04月12日
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