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中国海軍艦船がミャンマー初寄港

産経新聞 8月31日
 中国海軍の艦船2隻が8月30日、ミャンマー最大都市、ヤンゴン近郊のティラワ港に寄港した。中国海軍艦船がミャンマーを訪れるのは初めて。11月7日のミャンマーの総選挙を前に、初めての海軍艦船の寄港は、両国の親密さを改めて印象づける形となった。

中国国営新華社通信などによると、今回寄港したのは、アフリカ・アデン湾沖で海賊対策にあたっていた中国海軍第5護衛艦隊のフリゲート艦「巣湖」と駆逐艦「広州」。同通信によると、今回の訪問は両国海軍の友好関係の促進が目的で、5日間の滞在中、さまざまな交流事業を行う予定だ。

中国はミャンマーとの関係強化を通じ、資源確保と同時にインド洋側に安定的に利用できる港の確保を目指しており、今回、海軍艦船が初めてミャンマーに寄港したのも、こうした戦略の一環といえる。

両国間では今年6月、中国の温家宝首相が同国首相としては16年ぶりにミャンマーを訪れた。温首相は首都ネピドーで、軍事政権トップのタン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長らと会談し、原油・天然ガスのパイプライン建設や水力発電事業など15の経済協力協定に署名した。

同パイプラインは、ミャンマー西部の港町シットウェから同国を横断し、中国雲南省昆明へとつながる全長2380キロ。完成すれば原油を年間2200万トン、天然ガスは120億立方メートルを輸送できる。

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