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福山雅治 稲葉 浩志 彌汰王 よく似ている。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 眼を閉じ、両手を挙げ、腹いっぱいに空気を吸い込んだ。 「尾びれハリケーンアンダーソン!!!!!」 彌汰王(びたお)は叫んだと同時に身を捩(よ)じらせながら空高く跳ね上がった。 眼にも止まらぬ速さで尾びれが高速回転をしている。 それに反応するかのように空が暗くなり次第に風が強くなり始めた。 「濡餌婁(じゅえる)!!!お前が奪った全ての命の仇だ!!!!!」 彌汰王(びたお)は叫びながら空から濡餌婁(じゅえる)に突っ込んで行く。 それに対抗しようと濡餌婁(じゅえる)も猛毒唾液を矢のように飛ばした。 両者が激しくぶつかった。 雷が落ちたような爆音が鳴り響いた。 嵐のような強風の中、牟ン太里(むんたり)らは彌汰王(びたお)の姿を捉えようと必死だった。 何度も鳴り響く爆音。 霧でよく見えないが壮絶な戦いが続いているのはわかった。 「彌汰王(びたお)殿の手に掛かれば簡単に倒せると思っていたが・・・。あの濡餌婁(じゅえる)、相当やるな」 それは彌汰王(びたお)も感じていた。 おかしい・・・。 アンダーソンを喰らっても攻撃をしてくるこの濡餌婁(じゅえる)・・・ いつもの濡餌婁(じゅえる)と何かが違う・・・ 猛毒唾液で矢のように攻撃をしてくるのも初めてのことだ。 それを避けるので時間がかかり攻撃がなかなか出来ない。 そのうちの矢がふいに彌汰王(びたお)の腹部に突き刺さった。 一瞬だけ蹲(うずくま)ったが残りの矢はすべて避けた。 「誰が腹の中までも美肌にしてくれと頼んだ!!!!!!!」 彌汰王(びたお)は叫びながら濡餌婁(じゅえる)に向かって行った。 つづく
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