琵琶湖研究室

折角、人生の舞台に立っているのだから、不完全でも良い、その役を演じ切って見たい。

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先日テレビ画面で、「今を生きる」の映画が放映されていたのを懐かしくも見た。かれこれ20年近くも昔、京都の新京極の映画館で見た映画を。
 
あの時、今は中年になった息子と見た。「炎のランナー」も同じころ息子と見た気がする。今は互いに忘れていたが、テレビで昔を思い出したのだ。
 
大学受験、就職、そして結婚へと、息子は忙しい人生を送っていたが、こちらは仕事にも家庭にも余裕を持っていた頃の、息子との良い思い出だ。
 
どうにも不思議なのは、裕福な家庭の中に、父親が息子を自分の意のままに育てたい願望があることは理解できるが、追い詰めることの是非だ。
 
追い詰めて自殺した息子を見て親は嬉しい筈はない。自分の意向に反しても、生きていることが如何に大切なことなのか誰でも分かる筈だ。
 
教室の机の上に立って見下ろす場面があったが、視点を変える、発想を変えることに学生たちを導く教師の具体的な指導法だったのだろう。
 
さすれば、親が息子に具体的に人生を生き抜く術を教えることにもっと意を用いるべきであった。少しの困難にも耐える力を与えるのが親だ。
 
ロビン・ウイリアムズは、特有の笑顔で画面に存在感を示していた。温かい心を何気なく醸し出すそんな表情だった。自殺だったとは悲しい。

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