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参院選 対決構図くっきり(32中20確定) 1人区 野党統一候補が大勢に 政権に危機感 2016年5月1日(日)しんぶん赤旗
夏の参院選にむけ、32の1人区での野党統一候補の擁立が20選挙区(地図参照、一覧表2面)を数え、大勢になりつつあります。 「野党と市民・国民対自公と補完勢力」という選挙の対決構図が鮮明になるなか、安倍政権・与党は警戒感を募らせています。 一方、各地方紙や全国紙地方版では、「与党VS野党 鮮明に」などの見出しをたて、統一の動きを連日伝えるなどマスコミの注目度もかつてなく高まっています。 2016年参議院選選挙区(数字は改選数) 「どうしてこんなことになっているんだ」――24日に実施された衆院北海道5区補欠選挙の前、安倍晋三首相は周囲にいら立ちをみせました。参院選の情勢調査で、野党統一候補が擁立したいくつかの1人区で自民候補が苦戦していることが明らかになったためといいます。
前回参院選(2013年)の野党票を合計すると、9選挙区で野党が勝利、3選挙区で接戦となる計算となります。前々回(10年)の野党票合計では、18選挙区で野党が勝利、5選挙区で接戦。市民とともに野党が団結し本気で選挙をたたかえば、自民を負かす可能性がみえています。
参院選の前哨戦となった町村信孝前衆院議長の死去にともなう北海道5区補選でも、自民党は勝利はしたものの、野党統一の池田まき候補に猛烈に追い上げられ、中央からの大量動員と業界締め付けで何とか逃げきったのが現実。「毎日」4月26日付夕刊は、「衆院北海道春の陣 勝ちはしたけれど…」との見出しで、「町村前衆院議長の『弔い合戦』。娘婿の和田義明氏が大勝して当然と思われていたのに…池田氏にあれよあれよという間に並ばれた」と報じ、「野党共闘が今後も続けば、潮目が変わる可能性は大いにあります」(内田樹・神戸女学院大名誉教授)のコメントを載せました。
安倍内閣と与党が危機感をさらに募らせるのは、無党派の7割以上が池田候補に入れたとされることです。自民党の伊達忠一参院幹事長は、補選直後の記者会見で、無党派層が野党に流れたことは「大きな課題」と指摘。同党は大型連休明けから、建設、運輸、医師会などの業界団体の活動を本格化させる構えです。
一方、野党は統一候補擁立とともに政策課題でも一致点を広げています。26日、徳島・高知選挙区で野党4党と大西聡統一候補は、消費税増税反対、TPP(環太平洋連携協定)批准反対、原発に依存しない社会の実現、辺野古新基地建設反対など11項目の共通政策を発表しています。
日本共産党の志位和夫委員長は29日の水戸市での党演説会で、「時の政権を倒すことを大目標にして、野党と市民が全国的規模で選挙協力を行い国政選挙に臨むのは、日本の戦後の政治の歴史でも初めてのことです。みんなで力を合わせてやりぬこう」と呼び掛けました。
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2016年参院選
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