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武器なき戦いー序章―エジブト革命
 
エジブト民衆言行録
 
「私たちに武器はなかったが、意志はあった」
「テロにくみせず、武器に頼らない」
「権力に雇われた暴徒には、自警団で対処」
「ムバラク退陣表明後、直ちに広場の清掃を」
 
日本では、神話に基づく、「建国記念の日」に当たる2月11日深夜(日本時間12日未明)、遂にムバラク大統領は退陣を表明し、1月25日に始まったエジブト革命の序章は、ひとまず民衆の側の勝利に終わりました。
 
しかし、問題はこれからです。
 
独裁権力を倒した民衆は、真に、民衆のための権力を打ち立てる事が出来るでしょうか。
 
自由、平等、博愛をうたったフランス革命は、殺戮と、分裂を繰り返し、再びナポレオン帝政を招きました。
 
10月革命と、辛亥革命を起点とした、ロシア革命と、中国革命は、スターリンと、毛沢東の独裁を招きました。
 
ドイツのナチス、イタリアのフワシスト、日本の軍部、北朝鮮労働党、カンボジアのポルポト政権、チリのピノチェト政権、ミヤンマーの軍事政権等も、民衆の、民主化を求める要求を、自らの権力の掌握に役立てました。
 
フランス革命より、約200年、ロシア革命より、約100年を経て、武力によらない革命が成功するか、否かの瀬戸際に立っています。
 
アメリカの独立革命、日本の敗戦による、民主化革命も、
「民衆の、民衆による、民衆のための政治」をうたいつつ、実質的には、
「財界の、御用政治屋による、財界のための政治」に陥っていることは、
日々明らかになっています。
 
その権力の中枢は、アメリカの,軍・産・金融複合体にあることも、世界の民衆が、肌で感じとっています。
 
古代第一王朝建国いらい、約5千年をへて、エジブトの民衆たちは、武器ではなく、I。Tによって、100万人に及ぶデモを繰り返して組織し、遂に30年に及ぶ権力者を追放しました。
 
中南米カリブ海33カ国も、アメリカの裏庭を脱し、自主独立の国づくりを始めています。
 
今度は、アメリカのパシリ(使い走り)の日本が、独立の声を上げる時です。

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