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今回のエジブトの「武器なき革命」の“影の力”
『イスラム同胞団』に関する情報をまとめてみました。
やがてイスラム主義の国になるエジプト イスラム同胞団の役割
田中宇(さかい)氏の拙速分析より
★ イスラム同胞団は1928年に結成された、近代の政治的枠組みに沿った世界最初のイスラム政党だ。
独立直後のエジプトで設立されたが、アラブ全体をイスラム主義の政治体制で統合して一つの国家(カリフ)にすることを目標に掲げ、すべてのアラブ諸国に支部組織を持っている。
同胞団は、世界最大規模のイスラム政党でもある。
ガザのハマスは、イスラム同胞団のパレスチナ支部の一派閥である。
★ 同胞団は、非常に良く組織され、都会の貧困層が多く住む地域に無償の病院や学校を建てて運営したり、食料支援をするなど地道な努力によって、広範な草の根の支持を得ている。 05年の総選挙では、投票の前半の段階で、イスラム同胞団系の勢力が改選議席165のうち88議席をとっていた。
もし当局が選挙の後半戦で同胞団の支持者を抑止する不正をしていなけれ
ば、同胞団の議席は200以上になっていたかもしれない。 ★エジプトのリベラル派は、同胞団の支持者数をエジプト国民の2−3割と概算しているが、同胞団自身は、非合法政党なので党員数を数えたこともないが400万人(国民の6%)ぐらいだろうと言っている。 ★「ガザの壁」の崩壊―イスラム帝国が復活する?
こうした流れがどこまで進むか予測できないが、サウジアラビアがイスラム主義に傾くと、ペルシャ湾岸諸国やパキスタンやアフガニスタンもイスラム化の傾向が強くなり、アラブ全域がイスラム主義で統合的な動きを示す。 イスラム同胞団の目標である「カリフ」に近いものが出現するかもしれない。
インドネシアやマレーシアなど東アジアのイスラム諸国も、何らかの政治転換をするかもしれない。
★すでにイスラム的な協調をみせているイランとトルコという2大勢力と合わせ、中東はアラブ、イラン、トルコという3つのイスラム勢力が協調する新体制になりうる。 |
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2011年02月14日
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