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日本共産党の党名は障害になっているか?(下)
2回の選挙で、消費税増税阻止勢力は育つか? (その4)【転載可】
この記事の(上)を投稿したところ、昨夜から今日にかけて、実に多くの方々から、真摯なご意見がよせられました。
中には20年来の自民党員でありながら、共産党に共感するところも多いと言う方まで、ご意見をお寄せいただきました。
ただ、現時点では、党名を改めた方が良いと言う方と、改めなくても良い。もしくは改めるべきではないと言うご意見は相変わらず拮抗しています。
問題を提起させていただいた私としては、議論の中から、より一歩高い観点からの意見に収れんして行くことを願ったのですが、どうやら意見はより亀裂を明らかにしたようです。
そこで、ここは一度冷却期間をおいて、今一度じっくりご検討いただくことにしたいと思います。
ただ、このままでは、いかにも不完全燃焼で終わりますので、以下私自身の意見と、二点に限ってその理由をのべておきたいと思います。
●結論からすれば、今党名を変える必要はないと言うことです。
★その理由の第一は、変えても党勢は伸びないということです。
希土さんは、実質的に、日本共産党の方針は、ほとんど社会民主主義だから、誤解をさけるために、共産党という党名を改めた方が良いと言うご意見だと受け止めました。
もしそうであれば、社会主義そのものを目指した、日本社会党が消滅して、その正しい後継者として名乗りをあげている社会民主党が、もっと伸びても良いはずですが残念ながらそうなっていません。
党名変更の成功例として、イタリーの例を挙げる方がいますが、むしろ私は失敗例だとみなします。議席数は伸びても、現在の資本主義の経済危機を乗り切る処方箋が示せていません。
社会主義(共産主義)を名乗る以上、資本主義の経済危機克服の筋道を示さなければなりません。
唯一、党名変更での成功例は、ドイツと言えるでしょう。しかし、ここも厳密な意味で、共産党であったかどうかは疑問の残るところです。
結論として言えることは、党名は、一部の人に違和感を与えているのは事実ですが、それが、日本共産党が、情勢にふさわしい前進をかちとれない主原因だとはおもいません。
★第二に、党名問題の受け止め方は個々人の、
日本共産党とのかかわり方に関係していると思います。
希土さんの言葉をお借りすれば、「主体が自ら選び取った思想」であるか否かという問題です。
希土さんは、大学在学中、暴力学生に毅然として反対した組織的勢力は、日本共産党しかなかったために、共産党に入党されたのです。共産主義の思想に共鳴して入党されたわけではありません。その希土さんが、今党名に疑問を感ずるのは、いはば必然的な経過です。
一方私は、今の高1の時敗戦に直面し、価値観の転換に戸惑い、半年の登校拒否を経て、1年留年して復学する過程の中で、剰余価値説や、史的唯物論などのなまかじりとはいえ、一応共産主義の思想らしきものへの好奇心から近づいていったのとは、基本的に異なっているように思います。
しかし学生時代は、日本共産党は、再びマッカーサーにより非合法化され、党は分裂し、主流派は、暴力的抵抗を主戦術に据えている有様で、到底入党の対象組織にはなりえませんでした。
私が、日本共産党をまともに応援する気になった時は、すでに40歳目前でした。かつ、本気で応援する気になったのは、スターリンや、毛沢東の暴力革命路線からはっきりと決別し、共産主義=マルクス・レーニン主義と教条的に受け止めるのではなく、科学的社会主義として、生成発展するものとして試行錯誤の対象となることを確認してからです。
そこには、曲がりなりにも、一応主体的に選び取った過程があるわけです。
私は、不破哲三氏より半年前の生まれですが、同氏が高校時代に入党し、いはば内部からきずいてきた現綱領路線を、出来上がってからいただいた格好です。
★ただ、最後に強調しておきたいのは、
現在の党員や、熱心な日本共産党支持者は、党名変更の要なし、もしくは、党名変更を行うべきでないと言う意見の方が多分多数派だとおもわれることです。
Peterpanさんの言われるように、中央幹部が固執しているのではなく現党名は、少なくも過半数の党員・支持者によって支持されているように思います。(「上」のコメント参照)
不消化ですが、党名問題は一時棚上げにして、明日はデイサービス参加でお休みで、明後日には、民主集中制の問題に移りたいと思っています。
★【関連記事】
日本共産党の党名は障害になっているか?(上)
2回の選挙で、消費税増税阻止勢力は育つか?(その3)【転載可】
http://blogs.yahoo.co.jp/biwalakesix/31193032.html
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