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「マルクスは生きている」学習会第15回配本テキスト(2009年12月25日配布)
これまでの配布済みテキストは、書庫「日本共産党第25回党大会決議案」所収
第3章 大きく変わりつつある世界と、日本共産党の立場
(14)民主的な国際経済秩序を求める動きの進展
●●●琵琶の要約
G8➔G20➔G192へ!!!
リーマンショックより引き起こされた、世界経済危機は、従来のG8によるサミットや、WTO,IMF等の体制では、乗り切れないことがあきらかとなり、中国、インド、ブラジル、南アフリカ等の新興発展途上国を含めたG20が、力を持ち始めました。
しかし、今度のCOP15では、もはやG20でも、直面する諸問題には、対処できないことがあきらかとなりつつあります。
今後は、国連全加盟国を含め、人口・国土面積・経済力等で差別せず,対等の立場で話し合う、G192こそ、問題解決の場として相応しいとの機運が盛り上がりつつあります。
日本も、いつまでも「経済大国2位」などという、大国意識から脱皮出来ないうちに、医療、福祉、教育、文化、環境等の分野で、遅れが目立ってきています。
【大会決議案原文】
(14)民主的な国際経済秩序を求める動きの進展
世界でいま、新しい国際経済秩序を求める動きが進行している。
2008年以後深刻化した世界経済危機は、従来の世界の経済秩序のあり方が、世界の構造変化とあわなくなったことを、誰の目にも明らかにするものとなった。それは、一握りの発達した資本主義国だけでなく、新興国や途上国も対等の権利をもって参加する、公正で民主的な国際経済秩序への流れを大きく加速させた。
米国・ピッツバーグで、2009年9月に行われた「G20」首脳会議では、「G20を国際経済協力の第一の協議体として指定し」、その定例化を決定した。この首脳会議声明は、「G8」サミット(主要国首脳会議)に代表される旧来の経済秩序のあり方では、直面する金融・経済危機には対応不能だという現実を証明するものとなった。
さらに、ピッツバーグ・サミットで採択された文書「持続可能な経済活動のための中核的価値」では、「経済発展および繁栄には異なるアプローチがあること、また、これらの目標に到達するための戦略は、各国の状況によって異なりうることを認識する」と明記している。こうした内容に「G20」の文書として初めて言及したことは、「G20」ではさまざまな「異なるアプローチ」で経済発展をすすめている新興国、途上国が重要な位置を占めているだけに、注目される。
世界経済危機によって、アメリカ政府が、IMF(国際通貨基金)、世界銀行などとともに、「ワシントン・コンセンサス(合意)」として世界におしつけてきた新自由主義は、世界各国からの激しい批判の的となり、重大な打撃をこうむった。この路線の破たんは、ブラウン英首相の「ワシントン・コンセンサスは終わった」、オバマ米大統領の「市場が脱線する危険性について人為的な無頓着さがあった」などの発言にみられるように、主要国の当事者が認めるにいたった。
さらに、「G20」の限界もすでに指摘されていることは注目される。デスコト国連総会議長のイニシアチブで設置された専門家委員会の2009年の報告(「スティグリッツ国連報告」)は、「G20」のイニシアチブを評価しつつも、「グローバルな制度的取り決めに関する必要な改革についての決定」ができるのは、「幅広い合法性を備えている唯一の機関」である国連のほかにはないと言い切り、国連加盟国のすべてが参加する「G192」の枠組みを主張している。
米国政府・IMF・世界銀行が「司令塔」となり、「G8」を主要な舞台として、世界全体を支配してきた古い経済秩序が、世界経済危機のなかで、矛盾を表面化させ、いま壊れつつある。そして、世界は、古い経済秩序に終止符を打ち、それに代わる新しい民主的な国際経済秩序に本格的にすすもうとしている。
党綱領は、「一部の大国の経済的覇権主義をおさえ、すべての国の経済主権の尊重および平等・公平を基礎とする民主的な国際経済秩序の確立をめざす」ことを明記しているが、そのことが、国際政治において、現実の日程にのぼってきている。
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