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女子7種競技の最後となる八百米が終わると、選手の皆が、互いに健闘をたたえあって、抱擁を交わしだしました。さらに、その後、30人余りの選手たちが、一つにつないだ手を上げながら歩き出しました。と報じられています。この競技は二日間で七つの競技をこなす過酷なもので、選手間に作られた一体感が、自然と行動となってあらわれたものです。
この競技に限らず、互いに競争し合うことによって、より良い記録が生まれます。ボルト(ジャマイカ)の男子100米での9秒69の新記録。フエルプス(アメリカ)の水泳での史上初の8冠達成。女子マラソンで、独走で金を獲得したトメスク(ル―マニア)は38歳のママさん選手等、人類の記録への挑戦は続きます。
史上初の、204の国と地域の選手が集まり、「一つの世界、一つの夢」をうたいあげます。しかし、その間にも、グルジアの南オセチアの独立運動に関連して、ロシア軍とグルジア軍が戦火を交え、中国の新疆地区ではテロが続き、更にマスコミはあまり報じませんが、イラク、アフガニスタンはもちろん、インド、スリランカを始め、テロがあいつでいます。
更に、食糧の高騰によって、飢餓人口は1億人余増え続け、世界各地で暴動が相次いでいます。
日本国内でも、内閣府の調査によると、生活不安を訴える人は1981年の調査開始以来初めて7割を超え、特に老後の生活設計に不安を覚える人がトップとなりました、孤独死も相次ぎ、都市再生機構の賃貸住宅に限ってみても、そこでの孤独死は、06(平成18)年度は、1999(平成11)年度の2.5倍になり、毎年記録を更新し続けています。
この物価高の中で、中央審議会は、時給の最低賃金をわずかに15円〜7円の値上げすることを目安として示すにとどまり、これでは、最高の東京ですら、現在時給739円で、焼け石に水の値上げです。
自殺者は、10年連続3万人を超え、累計で30数万人という、まさに、戦争なみの数字です。
改造福田内閣は、消費税引き上げ論者をずらりと揃え、増え続ける社会保障費を賄うには、消費税増税やむなしとの方向に、世論を誘導しようと必死ですが、1隻、千数億円もするイージス艦の整備など、海外遠征のための軍備充実は、着実に進められています。
こうして、世界も、日本も、福祉や、スポーツ・文化などにお金をかけるか、軍備にお金をかけるかの選択をせまられています
オリンピックでは、女子エアピストルで銀を獲得したロシアのナタリア・パデリナと、銅のニーノ・サルクワゼ(グルジア)が私たちは親友と抱き合いました。
ここでも、人類は相互理解を進めるか、相互不信を募らせるかの選択を迫られています。
あなたは、どちらの道を選びますか?・・・。
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