|
【地図】中南米の左派・中道左派政権の国ぐに
【写真】質問する大門実紀史議員=16日、参院予算委
メールマガジン「琵琶の独り言」No3.
2009年3月18日(水)発行
今日のメールマガジンの柱は3本
1.中央アメリカーエル・サルバドルに、左派大統領
2.かんぽの宿―340億円を、11億円で売却―大門実紀史(だいもんみきし)議員追求
3.女性差別撤廃条約―国連採択から30年―日本の遅れは深刻
2009年3月17日(火)「しんぶん赤旗」
エルサルバドルに左派大統領
新自由主義・対米従属 転換選ぶ
中米にも変革の波
________________________________________
【サンサルバドル=島田峰隆】中米エルサルバドルで十五日、大統領選挙が行われました。中央選管によると、開票率90%の段階で、新自由主義からの転換を掲げるファラブンド・マルティ民族解放戦線党(FMLN)のマウリシオ・フネス候補(49)が約51・3%を獲得、親米右派与党の民族主義共和同盟(ARENA)のロドリゴ・アビラ候補(44)の48・7%を上回り当選を確実にしました。
________________________________________
エルサルバドル 面積は日本の四国よりやや広い二万一千四十一平方キロ。人口は六百八十五万人。公用語はスペイン語。75%がカトリック。二〇〇七年の一人当たり国民総所得は二千八百五十ドル(世銀調べ、日本は三万七千六百七十ドル)。一九八〇年からFMLNと右派軍事政権の間で内戦が続きましたが、九二年に国連の仲介で双方が和平協定に調印し、内戦が終結しました。
●琵琶の独り言
かつて、アメリカの裏庭と言われた、中南米三十三カ国のうち左派・中道左派政権の国は十六カ国となり、昨年までイラク派兵を継続していた、中南米唯一の国のエル・サルバドルも左派政権となりました。
2009年3月17日(火)「しんぶん赤旗」
かんぽの宿
340億円を11億で売却
取得企業 三井住友銀が大株主
西川郵政社長を大門議員が追及
________________________________________
日本共産党の大門実紀史(だいもんみきし)議員は十六日の参院予算委員会で、かんぽの宿などの売却をめぐり西川善文日本郵政社長の出身である三井住友銀行が利益を得ている疑惑を告発し、「疑惑はオリックスだけではない。
日本郵政と三井住友の癒着を徹底的に調査・検証すべきだ」と追及しました。―中略
大門氏が、「大江戸温泉物語」やエリアネットを傘下におくキョウデングループの大株主が三井住友銀行であると明らかにすると、他党の議員から「本当か」と、どよめきが起きました。―中略
鳩山邦夫総務相は「初めて見た資料だ。今後、総務省として総力をあげて調査していきたい」と答えました。
【Movie】かんぽの宿 340億円を11億円で売却 大門議員が追及(09.3.16)
●琵琶の独り言
かつて、吉本興業への入社を真剣に考えたことのあると言われる大門(だいもん)議員は、「私は、小泉さんと、麻生さんを比べると、どちらかと言えば小泉さんの方が嫌いだけれど、どうして麻生さんは、支持率が上がらないのでしょうね」と質問し、どっと委員会室がわくなか、麻生氏が苦笑いしながら答弁するという一幕なども交えながらも、金権腐敗に無縁な共産党の、緊張感のあふれた追及で、又、一つ、腐敗の実例があぶり出されました。
2009年3月17日(火)「しんぶん赤旗」
女性差別撤廃条約 国連採択から30年
日本の遅れは深刻
政府に情報提供求める国連
________________________________________
国連加盟国百九十二カ国のうち、百八十五カ国が批准している女性差別撤廃条約。一九七九年十二月の国連採択から今年は三十年を迎えます。
一方、六月のILO(国際労働機関)総会では、一九八五年以来、二十四年ぶりに「ジェンダー(性差)平等」について討議されます。
男女の同権・平等が世界全体の共通のルールとなるなかで、日本のとりくみが問われています。(浦野恵子)―中略
________________________________________
「女性差別をなくすための政府の対策、行動が何も示されていない。情報を提供せよ」―。国連の女性差別撤廃委員会は、昨年十一月二十日、日本政府にこんな質問を出しました。―中略
★賃金の男女格差
賃金の男女格差も審査の焦点です。
女性のフルタイム労働者の時間当たり所定内現金給与は〇四年で男性の68・8%だったのが、〇六年には67・1%。製造業では男性の58・9%、金融保険業では54・8%です。―中略
内閣府や外務省の担当者によると、政府報告書は、政府採択にあたる閣議決定はしておらず、参院外交防衛委員会委員に配布したものの、国会には提出(報告)していないとしています
●琵琶の独り言
男女間の賃金格差をはじめ、各種の指標は、OECD加盟国中、最下位にちかく、かつ度重なる国連機関からの是正措置に対する対応でも、不誠実な態度に終始しており、国連の関係機関は、いらだちを隠せない状況です。
ほかにも、重要な国際条約が未批准であったり、批准していても、その実施がさぼられている例が多く、日本は、経済大国どころか、後進国水準にとどまる例が数多くみられます。
今後、おりにふれて、それらに触れて行きたいと思っています。
●●●昨日(3月17日)は、何の日
神戸大空襲で市域の西半分が壊滅しました。−16歳で、空襲に会った、元共産党参院議員の安武ひろ子さん(80)の歌集より数首を紹介します。
★次々と 落ち来る火の玉 忽(たちま)ちに 街を焼きゆく なす術(すべ)あらず。
★両腕の 子を抱きしめし母の遺体 防空頭巾(ぼうくうずきん)は まだ燻(くすぶ)れる。
★応(こた)えざる 母をゆさぶり 泣き叫ぶ 半裸(はんら)の少女の 焼けたる背中(せなか)
なお、ノーベル賞受賞の益川さんも、名古屋大空襲で、目の前に焼夷弾が落ちてきた恐怖が、その後の平和運動の原点になったと語っておられます。
|